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日本の農村 農村社会学に見る東西南北 ちくま新書1573
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2021/05/08 |
JAN | 9784480073976 |
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日本の農村
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日本の農村の成り立ちを切り口に歴史を紐解く一冊。内容が深いために予備知識を持っているか、興味がよほどあるかでない限り全て理解することは難しいが、著者の解説が丁寧。たとえば各種文献からの引用の後に平易な言葉で説明してくれたり、前述の内容を繰り返して記述してくれていたり、読者のことを...
日本の農村の成り立ちを切り口に歴史を紐解く一冊。内容が深いために予備知識を持っているか、興味がよほどあるかでない限り全て理解することは難しいが、著者の解説が丁寧。たとえば各種文献からの引用の後に平易な言葉で説明してくれたり、前述の内容を繰り返して記述してくれていたり、読者のことをちょくちょく振り返りながら前に進んでくれている感isある。 農家って親戚関係や人付き合いをめちゃめちゃ大切にするよね。勿論今でもよ。サラリーマン家庭で育った私から見ればそれはもう極端なほど。祖父母4人の兄弟姉妹がそれぞれ何人でみんなどこに住んでるとか分かります?分からなくない?まとめて「じーちゃんばあちゃんの親戚」だろそんなの。ただこの本を読んで思ったけれども、専業農家であればそれは美徳なんかでなくそうせざるを得ない利害関係が働いてたんだよな。本文にあった水利や入会地もそうだけど、人とのつながりを大切にしないと持ちつ持たれつ仕事や設備をやりくりなんかできない。農家が落ちぶれずに今にまで受け継がれてきたのは、その付き合い方が徹底できたからなんだろう。揉め事なんか絶対起こせないように遺伝子レベルで陶冶されてきたのだろうなーと思いました。
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