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己丑の大火 照降町四季 二 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/05/07 |
JAN | 9784167916862 |
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己丑の大火
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
シリーズの2 江戸が大火につつまれる。 それだけでなく人間関係や家族にも大きな変化がある 1が平らだった分、 2の波が大きい。
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シリーズ二弾。父の後継として鼻緒挿職人の道を生きる佳乃。腕を見込まれ上物の仕事を任されるようにもなって来た。そんな時江戸の町を焼き尽くすような大火に見舞われ、照降町は大きな打撃を受ける。が、人々はそれでも逞しく立ち上がっていく。 今作で家も焼け、父も病で亡くなってしまうが、佳乃は...
シリーズ二弾。父の後継として鼻緒挿職人の道を生きる佳乃。腕を見込まれ上物の仕事を任されるようにもなって来た。そんな時江戸の町を焼き尽くすような大火に見舞われ、照降町は大きな打撃を受ける。が、人々はそれでも逞しく立ち上がっていく。 今作で家も焼け、父も病で亡くなってしまうが、佳乃は仕事を再開し、強く逞しく成長し続ける。どちらかというと浪人の周五郎が大活躍する場面が多いかな。
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「照降町四季」の第1話「初詣で」を読まないで、第2話の「己丑の大火」から読み出してしまった。 作者 佐伯泰英氏の作品が好きで、つい手に取ってしまって、読み出した。 文政12年の大火で、江戸の町々が、燃え広がってしまう。 神田の佐久間町からの材木置き場から、見習いの職人のたばこの...
「照降町四季」の第1話「初詣で」を読まないで、第2話の「己丑の大火」から読み出してしまった。 作者 佐伯泰英氏の作品が好きで、つい手に取ってしまって、読み出した。 文政12年の大火で、江戸の町々が、燃え広がってしまう。 神田の佐久間町からの材木置き場から、見習いの職人のたばこの火が、この大火事の原因である。 江戸の町は、木造と紙でできた家々であり、導火線のように、一つが、燃えると連鎖反応のように火が燃え移ると、何かの本で読んだ事がある。 日本橋の魚河岸から照降町ヘ、風と共に火の粉が広がって来るさまは、読んでいても怖い感じがする。 その照降町にある梅の木をご神木のように皆が信じて居り、この梅の木を火の粉から守る佳乃と周五郎。 そして、この大火事で、牢から解き放された悪人たちが、火事場泥棒になって、履物問屋「宮田屋」の千両箱を狙ってくる。 周五郎の活躍が、・・・・ 磐音や小藤次のように、悪を退治する様は、快い。 次は、この町が、どのように再建していくのか! ご神木の梅の木を水をかけて、火の粉から守った 「鼻緒屋」の娘佳乃は、・・・・吉原の花魁からの梅花の下駄を特別注文を受ける事に・・・ しかし、江戸は火事が多いから、大店は、証文やら大金を保護するための知恵が、凄い! 小さいお店でも、証文など、油紙で、包んで、井戸へ・・・と、本で読んだけど、昔からの人の知恵は、凄いものだと、思いながら、これからの展開を楽しみにしている。
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