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身代わりのきみに、また恋をした オパール文庫

彼方紗夜(著者), 白崎小夜(イラスト)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 プランタン出版
発売年月日 2021/05/08
JAN 9784829684467

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商品レビュー

4

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2021/05/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

身代わりなのに恋してしまう展開、切ないですが好物です。 ヒーローはヒーローの方で、無自覚ながら忘れられない女性がいるのに、婚約者の偽者に惹かれてしまう。 何故惹かれたか、それは……再会するべくして再会した二人である。 身代わりを頼む必要なくないか?と思えるほど怪しい、いとこの行動。 どうも主人公に都合のいいように仕組んでいるように見えたが、一方で過去に主人公に無理矢理結婚を押し付けようとした叔母が絡んでいるからややこしいことに。 まさか叔母の考えがそうなっているとは思わなかった(最大級のネタバレを避けるための婉曲表現) 身代わりである必要性がなくなってからは幸せいっぱいかと思いきや、そうは問屋が卸さず、敵は「ですよね」の位置とまさかの位置にいた。 主人公は結婚に対して外部からの茶々が多い不幸体質だなとしみじみ思った。 それに対しての防御がヒーローのお蔭で間に合っていて本当によかった。 無論、体張って助けにも来てくれるけれど、別方向からの防御が取れていたことは大きいと思う。 ちゃんと彼女に手を出そうとした側は物理的にも立場的にも痛い目を見るので、非常にすっきりしてから主役二人の恋愛に浸れるのがいい。 それにしても、結局主役二人は初恋を実らせた形だな。 今にして思うと近年稀に見る純粋カップルかもしれない。 何しろヒーロー、初恋の自覚が遅かったから……びっくりである。 そんなところもまた素敵だが。

Posted by ブクログ

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