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新短歌教室の歌集(1)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ナナロク社 |
発売年月日 | 2021/05/07 |
JAN | 9784867320037 |
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商品レビュー
4.6
7件のお客様レビュー
だいすきなともだちが詠んだ短歌が載っている。 ともだちの祖母がたくさん買ったとのことで譲っていただいたのだけれど、表紙を開いてすぐのところに一筆箋に一首、わたしに向けて詠んでくれた。本当に嬉しい。とても大切な本。 どの短歌も評もやわらかい。うつくしい。かわいい。ちょっとへんてこ。...
だいすきなともだちが詠んだ短歌が載っている。 ともだちの祖母がたくさん買ったとのことで譲っていただいたのだけれど、表紙を開いてすぐのところに一筆箋に一首、わたしに向けて詠んでくれた。本当に嬉しい。とても大切な本。 どの短歌も評もやわらかい。うつくしい。かわいい。ちょっとへんてこ。短歌をすきになったきっかけの本。 装丁も本当にうつくしい。57577。綺麗な形の箔押し。帯。色合い。ことば。バーコードの扱い方にびっくりした。 とてもだいすきな本。よごしたくないけど表紙を視界に入れていたくて大きなトレーシングペーパーを買ってくるんでいる。 日をあけて読み返すつもり。
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※このレビューにはネタバレを含みます
【新短歌教室】は、講師に歌人の岡野大嗣、木下龍也の両氏を招いた出版社のナナロク社主催の短歌講義の名称。 総勢60人が四ヶ月に及ぶ特別講義を受けて生みだした360首、ひとり6首。その中で、ひとりひとりの歌人から講師それぞれが一首選び歌を評す。 紀貫之の和歌の番組を見て、岡野さんと木下さん、古今和歌集とおんなじようなことやってるじゃん、と、感動した。 この歌集は天皇勅命じゃないけれどね。 けれど、歌を集め、一冊の歌集に纏めるというところは一緒で、時代と場所を超えてリンクしたような不思議な感慨を覚えた。 そこだけといえばそこだけだけれども。 若き歌人たちのみずみずしい感性に大いに刺激を受けた。 岡野さんと木下さんの一首評は、一読して分からなかった歌の意味が分かり、意味が分かった歌も解像度が上がって、魅力が増す。 好きな歌をいくつか紹介。 冬のサンダルが四匹はしゃいでてファミマへ向かう僕らを運ぶ(阿部啓) 教室の机の高さの不揃いに目を逸らして過ごす春の日(石川湧太) いつだって涼しい顔をしているねと言う奴見ろよ、ほら、マグマだよ(磯部結衣) 生きるため指でなぞって崩れてく好きなバンドのステッカーたち(一ノ瀬ケイ) 画面端、ジェダイに斬られるドロイドも闘う理由があったっていい(出野格) 土曜日のホットケーキのフィールドでこうふくを塗るバターホッケー(今川結貴) サビよりもBメロが良い曲だったから間に合わず玄関で泣く(うゆに) 何もかも忘れた祖母にだけ見える海がぼくらを飲み込んでいる(大口恵) 箱の中の箱の中の箱にいるんだ バブのかけらをにぎって崩す(太田垣百合子) 飲みたくて買ったんじゃない持ちたくて買っただけだよこの綾鷹は(鎌田祐輝) あのひとのあやかりたかったあたたかさかたをたたいてたたえたかった(萱間るり子) 老犬がずっと応接室にいる常任理事国みたいな顔で(カラスノ) みぞれのふり始めた駐車場 ホッピングシャワーの音がします(きのなめこ) うーん、二度目、三度目の方が味わいが増すな。 スルメ以上だ。 装丁もかわいらしい。 綺麗なブルーグリーンに表紙裏の紙と紐しおりが薄ピンク。 表紙に銀色で書かれたタイトルと宝石のイラスト。
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ナナロク社が主催し、近年注目される歌人の岡野大嗣氏、木下龍也氏を講師に招いた実践的な短歌講義「新短歌教室」に参加した60人の歌人が、2020年11月~2021年3月に作歌した作品をまとめたものである。それぞれ、講師が5首、歌人本人が1首の計6首を選び、合計360首が掲載されている...
ナナロク社が主催し、近年注目される歌人の岡野大嗣氏、木下龍也氏を講師に招いた実践的な短歌講義「新短歌教室」に参加した60人の歌人が、2020年11月~2021年3月に作歌した作品をまとめたものである。それぞれ、講師が5首、歌人本人が1首の計6首を選び、合計360首が掲載されている。巻末には歌人の略歴と、講師による一首評も掲載されている。 岡野大嗣氏は、1980年大阪府生まれ、2011 年に短歌を始め、2014年に連作『選択と削除』で第57回短歌研究新人賞次席。歌集に『サイレンと犀』、『たやすみなさい』がある。 木下龍也氏は、1988年山口県生まれ、2011年より作歌を始め、穂村弘「短歌ください」(ダ・ヴィンチ)などに投稿を始める。2012年第41回全国短歌大会大会賞受賞。歌集に『つむじ風、ここにあります』、『きみを嫌いな奴はクズだよ』、著書に『天才による凡人のための短歌教室』がある。 また、両者の共著に歌集『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』、谷川俊太郎との三人での共著に『今日は誰にも愛されたかった』がある。 本書は、2021年5月に2,000部限定で出版されたが、私は、行きつけの大手書店の短歌コーナーで目にし、購入した。 私は、50歳を超えた最近、現代口語短歌に興味を持ち始め、これまで、穂村弘、東直子、俵万智、木下氏らの歌集や指南書を読み、また、新聞などへの投稿をしており、本書も大変興味深くページをめくった。本書に紹介された60人は、多くが20歳代と思われるが、瑞々しい感性の生み出す歌には、はっとさせられることも多かった。 (2021年8月了)
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