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鷹の城
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2021/04/21 |
JAN | 9784334913953 |
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鷹の城
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
私は山本功次が好きである。 文章が達者なので、安心して読んでいられる。 でも、そのなかでも、今回文庫になった 「鷹の城」 はできがいい。 これは崖から落ちたはずみに200年前に行っちゃった江戸の定廻り同心の若者の話だ。 ここはどこだ!? と、オタオタしているうちに、誰かに追いかけ...
私は山本功次が好きである。 文章が達者なので、安心して読んでいられる。 でも、そのなかでも、今回文庫になった 「鷹の城」 はできがいい。 これは崖から落ちたはずみに200年前に行っちゃった江戸の定廻り同心の若者の話だ。 ここはどこだ!? と、オタオタしているうちに、誰かに追いかけられて切られた侍に言伝を頼まれ、死に際の頼みにイヤと言えなかった彼は戦乱の城にのこのこでかけていく。 基本ミステリーなので、彼はそこで殺人事件に遭遇し、犯人探しをするわけですが、それと同時に、城の中では誰がどっち方につくか、とか、誰が裏切り者か、という話になっていく。 易しいのにそこそこ読み応えがあって読後感がいい、という、和風コージーミステリーです。 続編もでるそうなんで楽しみ。 2023/12/14 更新
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- ネタバレ
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織田信長配下の羽柴秀吉が包囲する緊迫した城下に突如、時空を超えて降りてしまった江戸町奉行所同心・瀬波新九郎。開戦前夜の鷹の城こと播磨国青野城に毛利方からの密書を届けることになった新九郎は、重臣・杉浦兵庫に預けられる。その後、本丸で上士・山内主膳と織田方の乱波が殺される。その下手人捜しを頼まれた新九郎は、城主の娘・奈津姫の協力を得て探索を進める。 江戸時代から戦国時代へのタイムスリップ。だが、SFではなくミステリ。この時代ならではの動機だと思う。江戸時代の人間が、戦乱のない泰平の世のありがたさをかみしめているのが現代人のようで面白い(そろそろそうも言っていられなくなってきているかもだが)。
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江戸時代の同心が戦国時代にタイムスリップ。羽柴秀吉に攻められて籠城中の城で殺人事件の捜査を行うことになるという話。 現代から見るとどちらも侍の世界だが、戦が日常の戦国時代人と平和な江戸時代人の違いが面白い。重厚さはないがポップで楽しいテイストで読みやすかった。
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