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古代エジプトの神々 増補新版 図説古代エジプト誌
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 弥呂久 |
発売年月日 | 2020/04/15 |
JAN | 9784946482366 |
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古代エジプトの神々 増補新版
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
古代エジプト世界にて信仰されてきた神々を概説・紹介した書。ラーやホルス、オシリスといった神話にも登場する神々をはじめ、全51柱を多数の写真とともに解説する。 本書は、その名の通り3000年にわたる古代エジプトの中で崇拝されていた神々を紹介するものである。太陽神ラーや天空神ホルス、冥界神オシリスといった主要な神々を中心に、エジプト神話における主だった神々を粗方収録している。本書の特徴は何といってもその写真の多さであり、それぞれの神々の項ではその壁画や彫刻、遺跡といった写真がフルカラーで掲載されている。その為実際神々がどのような姿で描写されていたのか、どのような形で崇拝されていたのかが一目で見て分かりやすく、初学者にも理解しやすいものとなっている。本書序文で著者はエジプトの神々が重層的なものであること、3000年の歴史の中でさまざまに変化してきたものであることに言及しているが、そういった世界に足を踏み入れるにおいても、各要点をコンパクトにまとめた本書の価値は大きいと思う。 個人的に興味が湧いたのは、各々の神々の歴史についてである。例えば古都メンフィスの主神プタハの起源がシュメールの神官ではないかという説や、有名なホルスとセトの闘争神話が第2王朝時代のホルス派・セト派の対立に由来するという話である。また上述したその後の変化についても、様々な形で他の神と集合・混淆するエジプトの神々のあり方は面白いと感じられた。
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