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日本人と神 講談社現代新書2616
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/04/14 |
JAN | 9784065234044 |
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
期待以上に面白かった。論拠や展開が厳密に言えば曖昧なところもあった気がしたが、読み物としてはかなり楽しめる。ときどき心に刺さるような文章もあって、なかなか貴重な読書体験だった。
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古代から近代にいたるまでの、日本における宗教的世界観の変遷過程をえがき、それぞれの時代の特徴について考察をおこなっている本です。 著者はまず、仏教と神道が入り混じっている日本の宗教のありかたを、「神仏習合」という概念でとらえることへの疑義を提出しています。「神仏習合」という概念...
古代から近代にいたるまでの、日本における宗教的世界観の変遷過程をえがき、それぞれの時代の特徴について考察をおこなっている本です。 著者はまず、仏教と神道が入り混じっている日本の宗教のありかたを、「神仏習合」という概念でとらえることへの疑義を提出しています。「神仏習合」という概念は、仏教と神道をそれぞれ独立した宗教と規定したうえで、その二つが混淆している状態を表わすものですが、著者は日本の宗教的世界観を「基本ソフト」とし、その上で仏教や神道という「応用ソフト」が成り立っているというモデルによって、日本人の信仰のありかたを解き明かそうとしています。 著者自身も「あとがき」で、「タイトルから推測される、日本の神に関する穏当な概説書というイメージを裏切って、みたことも聞いたこともないような説が延々と展開されている」と語っていますが、著者自身の日本宗教史の概要が、やや性急に展開されている本という印象です。とはいえ、本書で提示されている日本人の信仰のとらえかた自体は興味深く、今後の著者の研究のガイド・ラインのような役割を果たす本になってほしいと感じます。
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人は“カミ”というようなモノを想定する精神文化を有するが故に他の動物とは一線を画しているのかもしれないが、正しくそういう精神文化の日本国内での変遷に目線を向け、「最近の色々?」というようなことにまで話題を拡げている。夢中になってドンドン読み進めて、何時の間にか読了に至ってしまった...
人は“カミ”というようなモノを想定する精神文化を有するが故に他の動物とは一線を画しているのかもしれないが、正しくそういう精神文化の日本国内での変遷に目線を向け、「最近の色々?」というようなことにまで話題を拡げている。夢中になってドンドン読み進めて、何時の間にか読了に至ってしまった… 本書に在って「人は“カミ”というようなモノを想定する精神文化を有する」ということに関して、考古学と諸々の文献の詳細な検討という作業を解して、その種の営みの「日本に於ける変遷」というようなことに巧みに絞り込みながら語っている。その辺りが秀逸であると思う。 明確に起りが判り悪い程度に古くからの尊崇を集めている社を引き合いに、「現在言っている“古くからの”は、実は存外に新しい…本当の原初の姿は?」というようなことがドンドン取上げられている。 本当に“カミ”というようなモノを想定する精神文化については、長い長い年月で変遷を経ている。古代、中世、近世、近代と経て最近の様子が在る。そうした「日本に於ける“カミ”という存在が関わる精神文化の変遷」に関して、「“信仰”らしきモノが起こって拡がる過程に如何いうことが?」という辺りから、「或る種の“信仰”めいたモノが見受けられる昨今…」という状況まで、本当に『日本人と神』という題名の下に雄弁に語られているのが本書だ。 自身では、明確に「〇〇に帰依し…」というような感じの信心は有していないと思っているが、他方で“カミ”とでも呼ぶべき、自身の幸運をもたらす「何か」への感謝の念は忘れるべきではないという程度のことは常々思っている。そういう意識で本書に触れると、本当にこの国の社会の変遷の中での「精神文化の経過」というモノが判るような感じになる。読書の細やかな時間の有益性がこんなに高いと感じる経験も、なかなかに出来ないかもしれない。 非常に御薦めな一冊に出くわすことが叶った!
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