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世界標準研究を発信した日本人経営学者たち 日本経営学革新史1976-2000年
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世界標準研究を発信した日本人経営学者たち 日本経営学革新史1976-2000年

小川進(著者)

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世界標準研究を発信した日本人経営学者たち 日本経営学革新史1976-2000年

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白桃書房
発売年月日 2021/04/02
JAN 9784561161851

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商品レビュー

4

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2022/03/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

日本を代表する経営学研究者に焦点を当て、彼らがどのような経緯、同期で経営学の研究を志すようになったのか、研究活動の過程でどのような出会い、気づき、偶然があり、世界標準の研究を発信するに至ったのか、ということがケーススタディ形式で整理されている。 研究内容のみを見ると、極めてシャープに新たな発見や洞察が語られており、どこか距離感を感じてしまうが、研究の背景にあったストーリーに触れることにより、少し研究活動が身近なことのように感じた。 本書を通じて個人的に得た気づきは主に3つ。 ①複数人で協力して研究を行うことにより、異質な知が混ざり合い、新たな発見を生み出すことができる→研究のアイディアをシェアすることにより、必然的に自分にはない観点からの事象理解を深められる ②世界標準となる研究は、その当時の社会的、学術的な関心時と整合性が取れている→単に新たな発見があるだけでなく、それが時代とマッチしていることが重要。経営学は実学の側面も持ち合わせるため、学術面だけでなく実務面へのアンテナも重要 ③世界標準となる研究が生み出されるまで、構想段階を含めると実に10年近い年月を要している→1つの領域を深く理解し、新たな知を生み出すことは簡単なことではない。少なくとも世界標準の研究を実行するためには、効率性を度外視し、自らの時間を注ぎ込めるだけの事象に対する関心、胆力が必要。いずれの研究者も、予断なく事象を観察し、新たな発見に至っている

Posted by ブクログ

2021/09/10

伊丹さんや野中さんをはじめとする日本発の「世界標準研究」がどのようにしてなされたかについて、丁寧なインタビューを踏まえて、まとめてある。 研究裏話しみたいな感じで、仕上がった本を読むのとは全く違う知的なスリルがあって、とても楽しく読んだ。 といっても、これはたんに裏話しをまと...

伊丹さんや野中さんをはじめとする日本発の「世界標準研究」がどのようにしてなされたかについて、丁寧なインタビューを踏まえて、まとめてある。 研究裏話しみたいな感じで、仕上がった本を読むのとは全く違う知的なスリルがあって、とても楽しく読んだ。 といっても、これはたんに裏話しをまとめただけの本ではなく、イノベーティブな研究がどのようなプロセスのなかで生み出されるかというケーススタディのようなもの。 大きくは4つのケースが紹介されて、そこから導き出される洞察をもって、本書は締め括られる。(その後に長いエンドロールで、ユーザー・イノベーションのプロセスの紹介がさなされる) 結論部分を紹介すると、読む楽しみがなくなるので、そこは読んでの楽しみということで。 個人的には、知っている人、会ったことのある人、本で読んだことがある人がときどき出現して、おおおお、あれはそんなにすごい人だったんだ!と驚いてしまったりした。 そして、大学時代に商学部という経営系の学部にいたにもかかわらず、授業はつまんなくて、学校にはほとんどいかなかったのだが、ここにでてくる先生方も授業はつまんなかったらしく、学校には行かなかったとか、もっとイノベーティブな研究、実証を重視した研究、そして授業をよりよいものにしたいと思っていたということに共感した。 その動きがしっかりと実現化したのは、わたしの卒業後。つまり、わたしが授業がつまんなくても、それはわたしのせいではなかったのだ。 そういう意味で、ちょっとスッキリした。

Posted by ブクログ

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