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とつくにの少女(11) ブレイドC
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とつくにの少女(11) ブレイドC

ながべ(著者)

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とつくにの少女(11) ブレイドC

定価 ¥660

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 マッグガーデン
発売年月日 2021/04/09
JAN 9784800010650

とつくにの少女(11)

¥495

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2021/05/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最終と成る11巻・・・表紙がエンディングの場面と思いたい。 なんとも曖昧な終結に戸惑いました。 ・・・・・・ 最終巻のあらすじの考察。 黒の子がシーヴァになったことで得たのは“心”。 様々な葛藤と逡巡を経た後に、暗く長かった冬は、いつしか春へ。 センセはあの思い出の多い村はずれの家へ戻る。 かつて匿ってくれた人々やシーヴァやそのおばの事を思い出し、 二人は白い花(シロツメクサ)咲くの草原へ。 お気に入りの切り株の隣には、おばの木が聳える。 センセと彼女の、永遠への旅立ちを見守るように。 ・・・・・ 全巻を再読しての、考察。 シーヴァと成る黒の子は、センセの魂の一部を残したのか? 黒の子の身体の一部を与えられたことで、 センセは呪われていない黒の子と同じ器と成り、魂は守られた。 心も残る。 徐々に失われるモノは多かったが、根本にはヒトのもある。 だから魂を渡したことで呪われたヒトと同様に木へと変容。 だが、再度魂を渡されたことで、最初に黒の子の身体の一部を 与えられたときの状態に戻る。 甦る記憶、痛み、疲労、冷たさ、心臓の鼓動・・・。 シーヴァと成った黒の子の、心を得て育まれた数年間。 魂を返し黒の子に戻ったが、覆っていたシーヴァの魂=心が、 残骸のなってもまだ、語り掛け、導く・・・シロツメクサのように。 ロケットにも残るシーヴァの魂=心とセンセへの愛しさ。 対峙するセンセと黒の子だが、残された魂は僅か。 魂を分かち合い、センセは戻ったシーヴァと、思い出の多い 村はずれの家へ・・・永遠への旅立ちの日を共に迎えるために。 ・・・・・・ 以上、自分なりに物語を考えてみました。 相対する二者が、葛藤し、辛苦の道を歩みながらも心を交わし、 お互いを認め、旅立つ、御伽噺なのでは?と、捉えました。

Posted by ブクログ

2021/04/25

終結。 とはいえあともう一冊、DVD同梱で来年販売……そのためのクラウドファンディングも。 一度時間を作ってまとめて読み返しておくこと。

Posted by ブクログ