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チンギス紀(十) 星芒
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2021/03/26 |
JAN | 9784087717518 |
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チンギス紀(十)
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チンギス紀(十)
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商品レビュー
3.5
17件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いよいよモンゴルが国としてまとまり、金国に戦いを挑むことに…。 チンギスの立場が大きくなり、部下とのやりとりが少なくなっているのが淋しい感じがする。 最後のトクトアとアインガのやり取りがいいと思った。
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第十巻。 草原をほぼ統一したチンギスは、次は草原の外(西夏や金国)を視野に見据えて、従来の騎馬隊に加え、歩兵部隊や工兵部隊を強化し始めます。 一方、チンギスに討たれたジャムカの息子・マルガーシは、トクトアの元で厳しい修行に励んでいて・・・。 “ジャムカ ロス”から抜け出せな...
第十巻。 草原をほぼ統一したチンギスは、次は草原の外(西夏や金国)を視野に見据えて、従来の騎馬隊に加え、歩兵部隊や工兵部隊を強化し始めます。 一方、チンギスに討たれたジャムカの息子・マルガーシは、トクトアの元で厳しい修行に励んでいて・・・。 “ジャムカ ロス”から抜け出せないまま、物語は進んでいくのですが、遺児のマルガーシが逞しく成長してくれたのが嬉しいですね。 しかも自作した“黒貂の帽子”をかぶってトクトアの元から旅立つ姿は、まさに“ジャムカJr”というか、ジャムカの再来のようで感無量でした。 流浪人になったマルガーシが、旅先でジャムカと交流のあったバルグト族の人々と偶然出会うくだりがあるのですが、リャンホアがマルガーシの帽子をどんな思いで“ガン見”していたのかな・・と、思いをはせてしまった私です。 さらに流浪を続けるマルガーシは、西方のホラズム・シャー国の皇子、ジャラールッディーンと護衛のテムル・メリクと交流する流れになるのですが、このホラズム国の主従は本書の冒頭でチンギス(という名は直には出していませんでしたが)とも出会っているのですよね。 “鉄笛が導いた縁”とも言える、この一夜の邂逅が今後どのように繋がってくるのか、楽しみですね。 さてチンギスの方は、彼やその兄弟達をずっと気丈に支えてくれていた母のホエルンが逝ってしまいます。 所謂“虫の知らせ”でホエルンが好きだった花をたくさん集めて駆け付けるチンギス・・母上を看取ることができて良かったです。 そして、草原の部族の中でずっと動向を明らかにしてこなかったメルキト族のアインガが遂にチンギスに帰順することに。 これで、草原での憂いが無くなったチンギスは満を持して金国と絶縁し、着々と整備してきた歩兵隊と工兵隊を活かした進軍を開始します・・というところで本巻はここまで。 この巻は、草原の覇者となった後のチンギスがさらなる拡大をする直前の転換期が描かれた内容だったかな・・という印象です。 ホラズム国主従など今後のキーとなりそうな新キャラも登場し、さらにスケールアップしていきそうな予感に期待が高まりますね~。
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チンギス・カンとなったテムジン。行く手の先には金国そしてホラズム・シャー国になじみの顔が散らばっている展開ですが、どうもジャムカがいた時のワクワク感が伝わりません。 果たして、読み切れるのか?
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