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ウマし 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2021/03/24 |
JAN | 9784122070417 |
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ウマし
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商品レビュー
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『ウマし』読了。 あたしはカリフォルニア在住のおばさんである。から始まる国際色強めな食エッセイでした。 今まで読んできた食エッセイは「〇〇は美味」とか「作り方は〜」や「〇と△の相性は…」等、いろんな方面で意識高い&食欲が湧くような感じで面白かったけれど(私が食に興味がない...
『ウマし』読了。 あたしはカリフォルニア在住のおばさんである。から始まる国際色強めな食エッセイでした。 今まで読んできた食エッセイは「〇〇は美味」とか「作り方は〜」や「〇と△の相性は…」等、いろんな方面で意識高い&食欲が湧くような感じで面白かったけれど(私が食に興味がないものなので)この方の食エッセイは極端に「どハマりしてそれしか食べていない」や「コレはめちゃくちゃ不味かった」な内容で面白かったです…笑、いや、笑ったよね。。。だからなのか、美味しくなかった食に対しても失礼のないように形容しリスペクトしているような表現の仕方に書き手の手腕を感じました。 波瀾万丈な人生を送ってきた経験値から滲み出ている面白さや軽やかな文体。とても良かったです。なんか、嫌なことがあっても、ご飯を食べる時ぐらいは楽しい時間にしたいよねー。 そして私もハマったらそれしか食べない人間なので非常にわかる!!!!な連続でした笑 2024.9.21(1回目)
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わたしもアメリカ在住のおばさんであるので、日米の食を比較する項ではだよねだよねとうなずきながら、あるいは自分の中で理解に達していなかった概念を言語化してもらってそういうことかと膝を打ちながら、頭からお尻まで楽しく読みました。海外在住の経験があるかたは特に面白く感じるのではなかろう...
わたしもアメリカ在住のおばさんであるので、日米の食を比較する項ではだよねだよねとうなずきながら、あるいは自分の中で理解に達していなかった概念を言語化してもらってそういうことかと膝を打ちながら、頭からお尻まで楽しく読みました。海外在住の経験があるかたは特に面白く感じるのではなかろうか。特に気に入ったのは以下の項。《》内が引用。 ◎おつきさまくらいのパンケーキ 最近日本でアメリカ風のパンケーキが流行っているから食べに行こうかと思うものの、《日本に行ったときくらいまともなものを食べたい》ので食べる機会がまだないと。わかる。シロップをかけてぐずぐずになったパンケーキを《粥状》と表すのにもうなった。 ◎食べるな危険 アメリカで《普通に生きていると、どうしてもふくよかになる。避けられない風土病といってもいい。》わかる。そしてほっとする。これは風土病だったんだ。 ◎ターキーこわい ターキーの風味は、《おっさん臭い》と。なるほど。わたしの周りにもターキー不得手なアメリカ人が多く、感謝祭の際にはとにかく伝統だからと苦手意識を押し殺して/自覚せず食べているのだと思われる。ターキーはおっさん臭いなんて、タブーとも取れる発言者ができるのは非アメリカ人だからこそ。いや、伊藤比呂美さんだからこそ。 あとがきの、自分が食べているのは実は食べ物ではなく自分自身なのではないか、という考察にも目を開かされました。 少し話が逸れるかもだけど、わたしもそれをコンビニ食に感じます。アメリカにいると日本のコンビニ食が懐かしくてたまらず、日本へ一時帰国すると不必要に色々買い込んでしまう。でもお弁当やサンドイッチや洋菓子なんかを食べても、それほどおいしく感じない。わたしが異国の地で恋い焦がれていたのはコンビニの食べ物ではなくて、お散歩の途中でふらりと寄れる手軽さとか、季節ごとに限定品が登場するワクワク感とか、そういうことのほうなんだなと気づくわけです。 本書はそういう本です(どういう本だ)。
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感動的なエッセイです! 感動するほど笑えるし! 詩人の紡ぐ言葉。 本の中で踊り出して読者を楽しませてくれる。そんな印象です。 表紙の卵かけご飯は「マメイケダ」さんの作品です。 「あたしはカリフォルニアに住むおばさんです。」最初の1文から引き込まれました。 父の愛した卵かけご飯。...
感動的なエッセイです! 感動するほど笑えるし! 詩人の紡ぐ言葉。 本の中で踊り出して読者を楽しませてくれる。そんな印象です。 表紙の卵かけご飯は「マメイケダ」さんの作品です。 「あたしはカリフォルニアに住むおばさんです。」最初の1文から引き込まれました。 父の愛した卵かけご飯。 かっぱえびせんを裏切ってホットチートスにはまる。 「あんこをドリンクする」などのタイトル。 もー!最高! 枝元なほみさんとの共著『なにたべた?』も図書館予約!
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