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雲上雲下 徳間文庫
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雲上雲下 徳間文庫

朝井まかて(著者)

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雲上雲下 徳間文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2021/03/11
JAN 9784198946319

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雲上雲下

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商品レビュー

4

22件のお客様レビュー

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2024/04/05

想像していた内容とはちょっと違ったけど面白かった。 2章から話の雰囲気が変わったかなあ。 何個か昔話がでてきて知ってるのもあったけど知らないのもあってふむふむと面白かった。 自分としては最後らへんはちょっと物足りないと感じたかも。

Posted by ブクログ

2024/01/16

本の中で本を読む感覚ですね、たくさんの民話、御伽噺を読めて、何気ない話が実は深い意味があるので。小太郎の話は初めて聞きました。お母さんに会えるのとお父さんに育てのお母さんとみんな意味があるから、自分の使命があるから。草どんが雲上人だったと、それが命尽きると、最後には現代を風刺して...

本の中で本を読む感覚ですね、たくさんの民話、御伽噺を読めて、何気ない話が実は深い意味があるので。小太郎の話は初めて聞きました。お母さんに会えるのとお父さんに育てのお母さんとみんな意味があるから、自分の使命があるから。草どんが雲上人だったと、それが命尽きると、最後には現代を風刺していて、間違いなんだな、これは人間の行き方ではないのだと確認出来る。LINEとかSNSとかどっぷりハマっている現代人は、どうやって本当の行き方を取り戻せるのかな

Posted by ブクログ

2023/09/24

聞き覚えのある昔話の骨格に、独自のアレンジと解釈を施したお話がいくつか続き、それで十分、おもしろかったのだが・・・いつしか見知らぬ草原に連れてこられ、誰とも分からぬ視点から物語の続きを見ていた。 言い伝えの子ども、小太郎が現れてからお話と現実が混ざり合っていく――そう書くと何のこ...

聞き覚えのある昔話の骨格に、独自のアレンジと解釈を施したお話がいくつか続き、それで十分、おもしろかったのだが・・・いつしか見知らぬ草原に連れてこられ、誰とも分からぬ視点から物語の続きを見ていた。 言い伝えの子ども、小太郎が現れてからお話と現実が混ざり合っていく――そう書くと何のことやらという感じだが、読んでいると本当にそう感じる。あれ、どこまでが草どんの語るところだったか――境界のあやふやな感触が、ふしぎと忘れがたく、離れがたい。そうしてお話はどんどん深いところへ進んでいくようで・・・さいごは、草どん自身の物語。 お話を語り聞かせるという行為が持つ、豊かさやあたたかさが描かれているように思う。絵本の読み聞かせだけでなく、大人になっても、お話を聞いて過ごす時間があったらけっこう楽しいのかもしれない。朗読会が行われたりもしているし。本を読む、という行為はその代わりでもあるのかな。 「ここも、そのうち洞の向こうの世界のようになりましょう。夜がない、闇がない、不思議もない世界になってしまう」

Posted by ブクログ

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