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氷室の華 朝日文庫
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氷室の華 朝日文庫

篠たまき(著者)

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氷室の華 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2021/03/05
JAN 9784022649607

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商品レビュー

4.1

7件のお客様レビュー

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2023/10/15

氷室守りの家系に繋がる祖父が小学生のユウジに氷室守りの役目を話す描写が気味悪く、氷の中にいるような冷たい人たち…手癖女を狩る、仙女に、ひらこの白い華…不気味でゾクゾクする怖さ。

Posted by ブクログ

2023/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

氷室守りの血を滾らせ、邪な蒐集を…って良い。氷室に何代もの氷室守りが蒐集してきた華。 “ユウジ”が執着したものはひらこがある手だけど、側にいたい人は初恋の相手でもなく静花でもなく、もちろん葵でもなく、氷室守りだった祖父というのが好きでした。ユウジと離された祖父が受けた仕打ちが辛すぎた…醜い嫉妬から狂わされたらそりゃあ。 篠たまきさんは初めて読んだ「人喰観音」でもそうだったし、土着の因習がじわじわ人をおかしくしていく世界が好みです。 氷室守りは受け継がれる。龍一はお祖父ちゃんと八寒地獄で一緒にいるかなぁ。。

Posted by ブクログ

2021/08/07

白姫澤という村の出身者には指と指の間に水かきがあって、その手を切り取って花としていける、というオリジナリティの高い、サスペンスと言うかファンタジー。水かきを、ひらこだの、掻き平だの呼ぶセンスもいい。少女を相手にするペドい展開もあって、なんともすごい作品なのだが、文体が好みじゃない...

白姫澤という村の出身者には指と指の間に水かきがあって、その手を切り取って花としていける、というオリジナリティの高い、サスペンスと言うかファンタジー。水かきを、ひらこだの、掻き平だの呼ぶセンスもいい。少女を相手にするペドい展開もあって、なんともすごい作品なのだが、文体が好みじゃないのが残念。

Posted by ブクログ

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