1,800円以上の注文で送料無料

魂の発電所 負けねど福島 オレたちの再エネ十年物語
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

魂の発電所 負けねど福島 オレたちの再エネ十年物語

池尾伸一(著者)

追加する に追加する

魂の発電所 負けねど福島 オレたちの再エネ十年物語

定価 ¥1,870

220 定価より1,650円(88%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2021/02/27
JAN 9784198652494

魂の発電所

¥220

商品レビュー

0

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/03/14

とても元気の出る本だった。政府や大企業主導のフクシマの復興というとどうも胡散臭かったが、地元の人たちの思いのつまった本当の復興につながる再エネも含んだ農業の再開。すばらしい。それぞれに得意分野のある人たちが集まって電力会社を設立する、人とのつながりで有益な情報を得て、だんだんに小...

とても元気の出る本だった。政府や大企業主導のフクシマの復興というとどうも胡散臭かったが、地元の人たちの思いのつまった本当の復興につながる再エネも含んだ農業の再開。すばらしい。それぞれに得意分野のある人たちが集まって電力会社を設立する、人とのつながりで有益な情報を得て、だんだんに小型の太陽光発電、水力発電、ソーラーシェアリングに至る、それぞれが共通の思いをもとにできることをやって結果を出す、感動的なドラマでもある。特に折笠氏が雪国での太陽光発電を実証した行動力に脱帽。311後の取材同行で訪れた飯館は本当に美しいところで(黒バックの山さえなければ)、こんなところで幸せに暮らしていた人たちが一瞬で避難民になってしまうことの理不尽さを強く感じた。(ちょうど現在のウクライナのように。)自分に何の非もないことで人生をひっくり返されたのに国や東電からの保障は途中でなくなってしまう。どこまでいっても理不尽だ。そんななか、無批判に原発を受け入れた自分たちにも責任があると、被害者意識ばかりでなく前を向いた人々の物語。映画にしてもいいくらい。。。と思うのは個人個人を前面に出した書き方にもよるのだろう。 ただ、電力の買取価格が下がってきてもう採算が合わなくなってきているというのが気になる。コロナによる経済低迷が原発再稼働の追い風になっているというのも本当に困ったことだ。東京に住んでいる身として、事故前は原発からの電力を何も考えずに使っていたことを恥じ入り今は自宅で太陽光発電をしていて間に合っているが、やってない人はぜひ「ご当地発電所」の電気を買ってください。原発再稼働の言い訳に利用されないように。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品