今さら本物の聖女といわれてももう遅い！ 妹に全てを奪われたので、隣国で自由に生きます ベリーズファンタジー

ごろごろみかん。(著者), わいあっと(イラスト)

• 販売会社／発売会社: スターツ出版
• 発売年月日: 2021/03/05
• JAN: 9784813790754

商品レビュー

2024/01/14

ちょっと待って。冒頭から訳が分からん。
なぜ浮気した婚約者が、雰囲気がガラリと変わった主人公にたいして「お前、誰だ……！？」と問いかけておいて、次の台詞では「聞いているのかミレルダ・シェイラン！」と名前を叫んでおいて、「お前がミレルダだって？」って、驚くんだ？？
いや、お前自分でさっき名前よんでただろう？？
作者は、いったいどういう意図でこの会話を？？
会話がまず破綻してないか？

その後読み進めてみたが、至るところに矛盾が多すぎて数ページで断念しそうだ。
数ページ前の説明と、主人公の台詞がチグハグで、いやさっきの説明と違うやんってなる。
え？なんなの？なんでこれで本だそうと思った？
編集者もまったく仕事しないだろう、これ！

2022/07/18

妹に家族の愛も聖女の立場も婚約者も奪われたルーナ。何故それまで黙って従っていたのか。と言いたくなるほどの待遇の悪さ。こんな酷い婚約者なら、結婚しなくてよかったな。。。とは思ったけれど。婚約破棄後、アリアスと恋人契約をしたルーナだけどレオンハルトを含めた３人の関係がどうなっていくの？と疑問ばかりでもどかしい。アリアスの真意が分からないから余計に。それぞれ過去に辛い経験をして、乗り越えようと頑張ってきた３人。今後は穏やかで幸せな人生が待っているといいな。と思った。

2021/06/06

婚約破棄された聖女が隣国で政治絡みの問題に巻き込まれる話。

何だろう何が違和感あるんだろう。
話は全体的に面白いんだけど、ところどころが気になってスッキリしない。

そもそもタイトルの内容が、最後までどうなったか伝聞でしかわからない。
途中で一応生国の元婚約者が来るけど、その後のエピソードの伏線貼りにきてるだけで肝心の妹は冒頭のみ、その後はラストまでナレ解説で退場していくし。

主人公の性格が展開に合わせて強気になったり流されやすかったりするのも気になる。
元はWebだったらしいのが影響してるんだろうか、通しで読むと「えっさっきはあんなに強気だったのに！」とか思っちゃう。

第一王子の初恋も引き摺るには弱い。
主人公の母親が5歳で死んでるなら一緒に外にいるのを見かけてるのはそれ以前で、しかも遠目に見かけただけで十年以上思い続けたってどうなんだ。

事件もあれこれ中途半端に有耶無耶解決だし、転生者ユースケもチート能力がもっと見たかったな。
中途半端な悪役で退場してしまった。思わせぶりに出てきた妹は一体。

これ完全に詰め込みすぎとタイトルで失敗しちゃったのでは？って感じた。
前後編にしてあれこれ伏線回収したり掘り下げたりするか、エピソードを盛りすぎない方が良かったと思う。