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LAフード・ダイアリー
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2021/02/24 |
| JAN | 9784065221341 |
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LAフード・ダイアリー
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
LA(ロサンゼルス)に渡った映画研究者が、「食」を通して考えたアメリカ。 「スロー対ファスト」とか「オーセンティック対リミックス」というような、 私自身これまで少なからず囚われてきた対立構図がある。 LAの食には、それを軽々と超える自由闊達な生命力があるようにも思えた。 「多様性」とは何か、それをいま、どう擁護しうるか。 こんにち最も切迫したこの問いに対する貴重なヒントを、 私はここでいくつも得ることになる。(本書「まえがき」より) ユニークな食生活エッセイ&体験的都市論。 ーーーーーーーーーーーーーーー 食べ物本でもあり、異文化を知る内容でもあり、 ファミリーの記録でもあり、筆者の随筆的な要素もあり。 短編で構成されているので読みやすく、 食べものの描写が魅力的でもありながら 筆者の内面や思考も奥深く除くことができた。 海外で生活すると、こういう感情になるのかということも よく伝わってきた。 何より未就学児を連れての短期留学というチャレンジが尊敬。 タコスが食べたくなる一冊。
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「LAは、他のあらゆる土地の模造品をよせ集めたモザイク都市である」 カリフォルニアという気候の中で育った野菜を食べて「味の輪郭がきりっと立っている」と表現したり、LAが常に動き続ける循環都市であることを「IN-N-OUTバーガー」などで見出したりと、ひとつ抽象化した感覚で食を捉...
「LAは、他のあらゆる土地の模造品をよせ集めたモザイク都市である」 カリフォルニアという気候の中で育った野菜を食べて「味の輪郭がきりっと立っている」と表現したり、LAが常に動き続ける循環都市であることを「IN-N-OUTバーガー」などで見出したりと、ひとつ抽象化した感覚で食を捉えるところが面白い。このハンバーガーチェーンはサンフランシスコにもあったので、一度寄って食べてみたが、その場で調理をしながら待つ間にもたしかにどんどん人が入れ替わる。ハンバーガー辞退もシンプルに美味しくて満足した記憶がある。 お浸しや出汁料理であるように、日本料理は「水料理」であるという話も面白く、飲料水がどこでも手に入る環境というのがやっぱり特徴的なんだなと再確認できる。LAでは、日本のように梅雨があったり冬に木が枯れたりという四季それぞれを待ちわびる感覚がないので、いかに快適な気候であるとはいえ、その待ちわびる感覚がないことが気になるのは長期間住んでわかることなのかもしれない。 一方で、「季節が不在であるかわりに、自分自身が動き廻りさえすれば、世界各地の地方色豊かな料理をよりどりみどり食べることができる」とLAの多様性があることについても、サンフランシスコと似たイメージだったので、カリフォルニアがそうした土地なのかもしれないと思えた。「LAフードシーンの最大の特徴は、その層状かつモザイク状に入り組んだ複雑な生活空間を備えていることによって、そこに移り住んできた者の「心の襞」を半ば強制的に増やしてしまう点にあるのではないか」と著者は推察する。この「心の襞」が味を覚醒させていき、美味しさの感動を内から引き寄せる。多様さのおかげで色々な点から感動を覚えるということなのかな。季節の変化は大きくないけれど、味の多様さが日本とはまた違う形で広くあるということから得られるものがあることがよくわかった。
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LAではないが、近々アメリカへ行く予定があるのでアメリカの食文化を学べると思い、図書館で借りた。 前半はin-n-outバーガーやTrader Joe'sなど、アメリカのチェーン店の紹介をしており実際に行きたいと、魅力的に思った。 食に関してだけでなく自身が渡米した目的であるUSCの体験も本書で触れており、映画の本場でしか得られない質の高い教育(映画を鑑賞した後にその監督が実際に来てディスカッションする授業など)について知ることができ、日本人でこのような経験をしている方は非常に稀有だと思うので、興味深かった。 最後の方で、LAから帰国した後に感じたこととして、拡張を良しとするアメリカに対して日本は物理的な狭さを細やかさと精密さで克服していたことが分かった、というフレーズがとても印象的だった。物理的な広さや狭さ、また、歴史の長さなども食文化や日用品に違いが現れるのだと思った。
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