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みっちんの声
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2021/02/24 |
JAN | 9784309029467 |
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みっちんの声
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商品レビュー
4.4
6件のお客様レビュー
石牟礼さんの著書も池澤夏樹さんの著書も読んだことはない。作家ということ以外はまったく違う2人の対話は呼吸や間を感じるゆったりとしたもので、とても心地よくそして興味深いものだった。ときおり登場する渡辺京二の存在感は強烈。 『のさり』という熊本の方言は特に印象に残った。
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発売と同時に買ったのに,ずっと積ん読。 まる2年以上も! きのう、雨に降り込められ、何となく読み始めたら 止まらなくなった。 よくぞ、買っておいたものよ、でかした2年前の私! 当時は石牟礼道子を、ちょこちょこと読んでいたので買ったものの 池澤夏樹が、ちょっとなぁ、若い頃好きだっ...
発売と同時に買ったのに,ずっと積ん読。 まる2年以上も! きのう、雨に降り込められ、何となく読み始めたら 止まらなくなった。 よくぞ、買っておいたものよ、でかした2年前の私! 当時は石牟礼道子を、ちょこちょこと読んでいたので買ったものの 池澤夏樹が、ちょっとなぁ、若い頃好きだっただけに、最近は・・・と 読むのをためらっている間に、まる2年! けれど『また会う日まで』で池澤長編を読み、 池澤の本へのためらいが解けたところ なのも良かったのか。 前置きが長くなってしまった。 本書で、わたしは、大きな間違いをしでかしていたことに気づく。 「苦界浄土」はルポルタージュだと思っていた。 あれは紛れもなく創作。 たくさんたくさん聞き書きをし、それを1度咀嚼した上で 構築したものだったのだ、と知った。 池澤夏樹も長く気づかなかったというのだから、 私如きが気づかなくて当然かw それにしても、何と石牟礼さんの言葉が豊かなこと! 池澤氏が対談嫌いのくせに、足繁く石牟礼さんの元へと通ったのもわかる。 弱っていく命の灯火・・・少しでも触れておきたい、そばにいたい、 そんな気持ちだったのだろう。 こんな部分、普通はカットではと思うような点まで 再現されている対談集。 池澤氏の想いは深い。 またしても付箋でいっぱいになってしまった。 大事なことが一杯詰まった、折に触れて読み返したい本。
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- ネタバレ
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石牟礼道子さんと池澤夏樹さんの対談「みっちんの声」、2021.2発行。第1部(2008.7~2012.6)は石牟礼さんの自宅と療養先の施設で。第2部(2014.8~2017.11)は、入院先の病室で。「苦界浄土」に関する話が中心です。インテリや官僚が偉そうに使う言葉を四角い言葉、普通の人が話す言葉を丸い言葉。水俣病は水俣病ではなくチッソ病。チッソの人間は、謝罪、弁償をしないで、救済という言葉を。あたかも善意。思い上がりも甚だしい。
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