代理母、はじめました

垣谷美雨(著者)

• 販売会社／発売会社: 中央公論新社
• 発売年月日: 2021/02/20
• JAN: 9784120053924

商品レビュー

2024/12/24

養父に騙され16歳初産で代理母となったユキ

そして大金を稼いだがまた代理母をさせられると思い家を飛び出す

幼馴染のミチオと代理母斡旋を始める

子供を望む人自身の子供でなくても子供が欲しい人

時代の流れの変化

少子化時代AIの時代

子どもや女性、妊娠出産ついての様々な考え方

2024/12/19

ぶっとんでる　と思ってしまった
けど
いろんな角度から、世の中の問題をたくさん調べ、わかりやすく文章にして、斬り込んでくる著者がいつもすごいと思う

2040年現在の話を書いていて、日本のすごい格差とか、外国人も増えて荒れ放題なところ
十分にありえるなぁというところからテンション下がり気味で読み進めた

代理母については
養子縁組はいやで血が繋がってないといや、とか
が、根底にあるのかな、と思う
倫理的な問題もはらんでくるんだろう

仕事として受ける側になると
性的に搾取されるような仕事につくくらいなら
代理母を受けて喜ばれる方が自分的にもいいかもって思う

答えは出ないけど
女性が若いうちに子ども産んだり育てたりしても、しっかり社会で活躍できる状態を作れば
年取って産めなくなってから子どもがほしいと思う減るのではないかと思う

医療とかビジネスにしちゃうんじゃなくて、本当に女性にとって住みやすい社会は男性にとっても回り回って住みやすい社会なはずだから
もうちょっと上手くいかないかなぁーって思う

大学卒業して
仕事楽しくなり始めた時期とか
奨学金返さないといけなくて必死な時期
が出産適齢期なもんだからもうそこで無理がきてるような気がする

いささか上から目線の代理母雇う側みたいな感覚で読み進めてしまうところもあるし難しい

『戸籍制度がなかった時代を考えてみなさいよ
育てる余裕がある人が育てればいいのよ』
と文中にもあるよう「
誰の子どもでも、子どもは神様からの贈り物としてみんなで育てるスタイルになれば
こんなことにはならんのかなとも思うし

子どもができない辛さもわかるし、
わが子がかわいいと思うのもめちゃわかるから難しい

2024/10/20

んータイトルに惹かれて借りてきたが…自分が想像していた話しとはちょっと違っていましたね( ˊᵕˋ ;)
なんとゆうか、ありきたりで申しわけないが、共感出来るところもあれば、もちろんどうなんだ？と思うところもあり、ただ、他の方も言っていましたがもう少し深いところまで話し込む感じが欲しかったです。