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日本の歴史的建造物 社寺・城郭・近代建築の保存と活用 中公新書2633
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日本の歴史的建造物 社寺・城郭・近代建築の保存と活用 中公新書2633

光井渉(著者)

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日本の歴史的建造物 社寺・城郭・近代建築の保存と活用 中公新書2633

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2021/02/24
JAN 9784121026330

日本の歴史的建造物

¥660

商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2023/09/30

光井渉『日本の歴史的建造物』中公新書 読了。歴史的建造物の価値や魅力はどのように発見されてきたか。維持・保存にはその活用が前提となり、少なからず現状変更を伴う。「点から面へ」と町並みを創造する視点に遷移し、「地域の生活に根差した」歴史的建造物を町づくりの核と捉える指摘が興味深い。

Posted by ブクログ

2022/12/12

内容 ・古建築の修理方針 ・古建築の価値と活用 >>> 〜古建築の修理方針〜 初対面で、30歳くらいだろうなと思った人が、 20歳だと驚くし、40歳でも驚きます。 ただ、古寺に詣っても、築300年と築400年。 100も歳が違うのに、玄人でなければ分かりません。    ...

内容 ・古建築の修理方針 ・古建築の価値と活用 >>> 〜古建築の修理方針〜 初対面で、30歳くらいだろうなと思った人が、 20歳だと驚くし、40歳でも驚きます。 ただ、古寺に詣っても、築300年と築400年。 100も歳が違うのに、玄人でなければ分かりません。        その理由は、 何度も、手が入っているから。 100年から200年に1度、根本解体、石などの基礎も含めて全てを是正する解体修理がされているそうです。 その修理の時に大事にされるのが、その耐震性もですが、 「修理においては、潜在的な情報を秘めた古材を保護することが何よりも重視されるようになり」(p103) とあるように、「古材の保護」塗りものをして保護したり、埋め木や接ぎ木などをして、なるべく古材を再用することが重要になっています。 また、以前は写真も正確な記録もなく、 解体されたものが、全く違う形に戻されることもあったそう。 そうなると、これから改修するのは、 例えば、鎌倉時代と室町時代と江戸時代と、どの時代の形に戻すのが「正しい」改修なのか。 正解はない話だそうです。。 〜古建築の価値と活用〜 今は国宝になっている島根県の松江城ですが、 明治初期の廃城令の時にはたったの180円(今の360万円)だったそうです。 その時代の情勢や、社会の価値観によって、古建築の価値は変わっていきます。 戦争の時は、貴重な金属を得るためにお寺の鐘が集められたり、 明治初期の廃仏毀釈によって、多くのお寺が壊されました。        現代においても、 近代建築は開発圧力に晒されています。 自然豊かな有名社寺の周辺で宅地開発反対運動がおき、 歴史的価値もある被曝建物が取り壊される計画もありました。 修理費を集めるためにクラファンをやっている社寺もあります。 価値を示さないと、残されない中で、 歴史的建造物の価値は何か、どう活用していくのか。 それぞれの特徴によって活用の仕方も違うので、 建物を巡るときはそんな視点も一緒に見てみてください◎

Posted by ブクログ

2021/12/12

保存方法のいろいろや歴史がわかって面白い。もう少し新しいところ(東京駅周辺のビル群とか)も詳しく書いてほしかったけれど、生々しくて書けないんでしょうね。

Posted by ブクログ