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となりの代理人 フットボール・エージェント(1) ヒーローズC
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館クリエイティブ |
発売年月日 | 2021/02/27 |
JAN | 9784864687812 |
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となりの代理人 フットボール・エージェント(1)
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商品レビュー
5
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サッカー界の裏舞台で活躍するサッカー代理人を描いた物語シリーズの第一巻である。 サッカービジネスを描くことにかけては業界でもピカイチの能田さんがついにこの業種に着手したかと、否応なしにワクワクさせられるシリーズだ。 この一巻からしてすでに物語は色濃い。 海外移籍に反対する婚約者両親との対峙に同席したり(CASE:2【キャリアプランニング】)、タイリーグ所属の選手の給料未払いを解消するためにタイに飛んだり(CASE:3【タイでバカンス?】)、彼らの働きぶりが多岐にわたる様をよく描いている。 一方で、J2J3よりタイリーグ1部の方が待遇もよく給料が高い(同じくCASE:3)といった世知辛い事情にも触れているのはさすがだ。 CASE:5【社会人の責任】で描かれたような、企業のサッカー部所属選手を相手に給与面・待遇面でしっかり説明している様もまた、この世知辛い世界をよく解説してくれている。 CASE:4【監督代理人】でも触れているように、監督までがその所管だというのは意外に知られていない部分かもしれない。 有名どころでは、モウリーニョ監督の代理人があのジョルジュ・メンデスだったりするが、きっと日本以上に海外でこそ監督の代理人はキッチリしているに違いない。 そうした世界が垣間見える、そんな一話だった。 新人のスポーツ代理人・安田透を主人公に据えた物語は、きっとこの見えづらい世界を照らしていってくれるだろう。 内容的な面白さに、これからへの期待値の高さも加えて星五つで評価している。 物語的に見ると、上手くいった仲介の結果、スポーツ面では結果が出ていないケースもある内容などは非常に興味深い。 次回はそんな「上手くいかなかったケースのその後」が描かれそうな気配のあるクローズの仕方であるし、なおさら次巻が楽しみである。
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