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北斎さんぽ 江戸の名所を巡る
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北斎さんぽ 江戸の名所を巡る

片山喜康(著者)

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北斎さんぽ 江戸の名所を巡る

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青幻舎
発売年月日 2021/02/21
JAN 9784861528330

北斎さんぽ

¥1,045

商品レビュー

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2022/03/15

「富岳三十六景」の中で江戸の街から見た富士を描いた作品、幻の名作絵巻物「隅田川景色図巻」、「新板浮絵」から、北斎の作品と現在の写真、地図(現在のと古地図と)などをはさみ、江戸と現代を見る。 「富岳三十六景」では「江都駿河町三井見世略図」、両側に越後屋の看板と建物の上半分、向こう...

「富岳三十六景」の中で江戸の街から見た富士を描いた作品、幻の名作絵巻物「隅田川景色図巻」、「新板浮絵」から、北斎の作品と現在の写真、地図(現在のと古地図と)などをはさみ、江戸と現代を見る。 「富岳三十六景」では「江都駿河町三井見世略図」、両側に越後屋の看板と建物の上半分、向こうに富士。これが現在の写真もあり、右に三井本店、左に三越日本橋本店が今もきちんとあるのがすごい。 「隅田川景色図巻」は長い間行方がわからず、100年ぶりに墨田の地に里帰りした。(ってどこから、というのが書いてない)全長7mに及ぶ肉筆の絵巻物。文化2年(1805)制作。全体像と部分で載っている。これは浮世絵とはだいぶ雰囲気は違う。がアップでみると、やはり北斎だなあ、という構図を感じる。古地図を添えて、絵と地図、現在の写真に番号を付け、ここ、と解説している。 「新板浮絵」 これは飛鳥山とか亀戸天神とか行ったことがある所はとても興味深い。 2021.3.12初版 図書館

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2021/10/09

葛飾北斎と言えば、「冨嶽三十六景」を描いた画家で、90歳まで長生きして、93回も引っ越したことが浮かんでくる。 今回の本は、東京に残る北斎が描いた江戸の姿を紹介しながら、北斎にまつわるエピソードも交えている。 「驚異的な肺活量で時代の空気を吸い尽くす」と著者が...

葛飾北斎と言えば、「冨嶽三十六景」を描いた画家で、90歳まで長生きして、93回も引っ越したことが浮かんでくる。 今回の本は、東京に残る北斎が描いた江戸の姿を紹介しながら、北斎にまつわるエピソードも交えている。 「驚異的な肺活量で時代の空気を吸い尽くす」と著者が評するように、生涯で3万点にも及ぶ浮世絵を描いてきた。あの有名な「冨嶽三十六景」を描いたのが70歳を過ぎてからと言うから驚きだ。スーパー老人と言ってもいい。 北斎がなぜ長生きできたのか。それは、酒を飲まない、たばこを吸わない、辛いものを一切口にしなかったことだ。今で言う「スイーツ男子」の一面もあった。友人の戸崎文志という本所の菓子商人で狂歌師が大福をいつも7、8個持っていくと喜んで食べたそうだ。 その一方で、お金には無頓着だった。絵の代金の入った紙の包みをそのままにして、米屋や薪屋などが支払いを求めるとそのまま渡していた。これでは、ぜいたくしなくても生活に困ったわけだ。誰かマネージャーに当たる人がいれば違っていただろう。 150ページにも満たないので、手軽に気になったところをペラペラめくって読むことができる。北斎の描く絵は、迫力があってきれいだな。

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2021/09/29

北斎の浮世絵で江戸巡り。 東京はいいなあ!散歩が捗る。 おそらく、関西人は関東の人より富士山信仰が少ないんじゃないかと思う(調査はしてない)けど、北斎の富士山をこれでもかとみていると、憧れで胸がふくらむ。 無機質な都会の光景も北斎の作品越しに眺めると愛おしくなってくる。神社や...

北斎の浮世絵で江戸巡り。 東京はいいなあ!散歩が捗る。 おそらく、関西人は関東の人より富士山信仰が少ないんじゃないかと思う(調査はしてない)けど、北斎の富士山をこれでもかとみていると、憧れで胸がふくらむ。 無機質な都会の光景も北斎の作品越しに眺めると愛おしくなってくる。神社やお寺なんかは、当時の面影が残っているのかな? ・『新型小紋帳』デザイナー北斎 ・『画本彩色通』北斎89歳 ・北斎BLUE…ベロ藍(ベルリン藍:ドイツ産)、プルシアン・ブルー(プロシアの青)  →「ベルリンで染色、塗料関係に従事していたディースバッハと錬金術師ディッキベルにより1704年頃に「フローレンスレーキン」という赤い顔料をつくろうとして、偶然発見された青色顔料」  →日本に紹介したのは平賀源内?  →伊藤若冲『動植綵絵群魚図』のルリハタにはじめて用いられた? ※誤植 要注意書き P 26 明治44(1829)→明治44(1911)  P 62 「日米就航通商条約」→「日米修好通商条約」

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