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約束の地(下) 大統領回顧録 Ⅰ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2021/02/16 |
JAN | 9784087861341 |
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商品レビュー
4.1
16件のお客様レビュー
下巻では大統領になってから、ビン・ラディン殺害(2011.5.2)までを記す。 大統領の職務とは殺人指令をだすことだ、との記述もある。 日本が出てくるところ。 2009.11.13来日 まずはシンガポールでのアセアン会議に出席するため、日本と韓国への訪問も入れた。これは対中...
下巻では大統領になってから、ビン・ラディン殺害(2011.5.2)までを記す。 大統領の職務とは殺人指令をだすことだ、との記述もある。 日本が出てくるところ。 2009.11.13来日 まずはシンガポールでのアセアン会議に出席するため、日本と韓国への訪問も入れた。これは対中国戦略のため。 鳩山首相の時で、会談では「経済危機、北朝鮮問題、沖縄の米海兵隊基地の移転案について協議。話し上手で感じのいい鳩山は、日本でここ3年足らずのあいだで4人目の首相であり、私が就任してからは2人目だった」とあった。 その後天皇、皇后(現上皇・上皇后)陛下とも会う。 「お会いしたのは短い時間だったが、印象は強く残った。2人とも完璧な英語で挨拶してくれ、私は敬意を表して深くお辞儀をした。・・最後に皇后は自らが作曲したピアノ曲を送ってくれて、孤独に襲われるときがあっても愛する音楽と詩のおかげで乗り越えられたのだと、驚くほど率直に語ってくれた。」・・天皇、皇后の人生も調べて分かっているようで、象徴的な存在と、皇后の人生に思いを馳せたようだ。 対外的にはリビアでの記述のところで、 それにアメリカは、イラクとアフガニスタンでの戦争にまだかかりきりだった。太平洋地域の米軍には、日本を手助けして、福島を襲った津波による原発事故に対処するよう指示したばかりだった。 巻頭の写真で、最高裁判事に指名したソニア・ソトマイヨールとの握手の後ろにはルース・ギンズバーグの後ろ姿が写っている。 2020発表 2021.2.21第1刷 図書館
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上下巻読了。アメリカ大統領とは世界でもっとも注目されてもっともタフなポジションであることが良くわかる。その注目のされ方もアメリカ国内から、中国から、ロシアから、アフガニスタンからなど国によっても全く違うし、常に重大な決断が求められる。その決断も世界中から感謝もされれば恨まれもする...
上下巻読了。アメリカ大統領とは世界でもっとも注目されてもっともタフなポジションであることが良くわかる。その注目のされ方もアメリカ国内から、中国から、ロシアから、アフガニスタンからなど国によっても全く違うし、常に重大な決断が求められる。その決断も世界中から感謝もされれば恨まれもする。 その当人が何を思考し、世界を動かしてきたかほんの僅かだけ触れることができた気がした。
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いい社会の勉強になりました。当時よくわかっていなかった出来事も、事の発端とか時系列とか何があったのかがわかりやすく書かれているし、歴史の教科書よりよっぽど面白い。上下合わせて1000ページ超あるからボリューミーで大変だけど、それだけ抱えてたってことですよね。 この本を読むと視座...
いい社会の勉強になりました。当時よくわかっていなかった出来事も、事の発端とか時系列とか何があったのかがわかりやすく書かれているし、歴史の教科書よりよっぽど面白い。上下合わせて1000ページ超あるからボリューミーで大変だけど、それだけ抱えてたってことですよね。 この本を読むと視座をぐんと上げてくれる。周りから一丁前に好き勝手口だけ挟まれるポジションの最骨頂だなw そしてそんな地位に就きながら、目線がなるべく多くの1人1人に向けられているのが随所から伝わってくる。 よく日本ではムダな会議が多いといった話があるが、首脳会議ですらムダ会議の特徴が見られるんだなw 最悪の予感を読んでも思ったことだが、世の中にはたくさんの組織があり、それぞれの真善美が掲げられているが、それが内実も伴っているのは希少なのかもしれない。 外面だけ塗りたくって飾り上げて、実際に近づいた者だけが真実を知ることになって苦労する。そしてそれだけシステムをつくりあげるのは難しいもの。 リーマンショック、油田事故、外交や派兵、ソマリア海賊、ギリシャ危機、医療保険問題、引き継がれた問題や今になって発覚する問題、自分が認識していた以上に、降りかかる問題の1つ1つが大きすぎてビックリした。 すごいことをしてのけてるなぁと思うし、控えめに想像してもとてもじゃないが自分には到底できない話で、なりたがる気持ちがまったくわからないんだけど、でもそういう方々がいるおかげで生活できてるんだと改めて思いました。 忌々しい問題も政府が許可してるんだよなぁ的な話もあり、民衆も責めてくるが、その監督を選んできたのは民衆なんだというのも忘れないようにしたい。 解決できない、維持できないという世界線がある中で、被害を食い止めたり、国を維持できているという視点ももって、選びたいなと感じた。 正しい側ってなんだろう。正しい方向ってなんだろう。 言ってることはわかるし、考え方には共感するけど、その「正しい」って思っているであろう感覚が透けて見えて、抵抗を覚えることもあるんだろうな。 アメリカって自家醸造OKなんだ。 国際法とかあまり目を向けたことがなかったなぁ。 翻訳者が多数いるからか、医療費負担適正化法(ACA)とか、略語などの説明の有無の順番がごちゃまぜな部分があると感じました。 ACAといきなり出てきて、これは何だろうと思って調べたのに、ずいぶん後になって医療費負担適正化法(ACA)と表記されていて、その前の時にも書いておいてくれよと思っちゃいましたね。 なんなら医療保険改革法案ってずっと書いていたのだから医療保険改革法のほうがわかりやすい気もw ほかにも先導者(ペイサー)と書かれていたとしたら、次からはペイサーと書かれ始めることがあるため、ルビを流し読みするとわけがわからなくなるのもたびたび苦労した。
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