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ホヅミ先生と茉莉くんと。(Day.1) 女子高生、はじめてのおてつだい 電撃文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/02/10 |
JAN | 9784049135343 |
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ホヅミ先生と茉莉くんと。(Day.1)
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ホヅミ先生と茉莉くんと。(Day.1)
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
英語や数学は問題を作る人がいる 問題を作る人は正解を作る 誰もが作ったルールの中で正解を出す やればやっただけ 自分の力になるのが勉強 でも社会にあるものって 問題の作成から自分がするんですよね、 自分で課題を見つけて それを問題にする その問題は 自分が自分の力で解きたい問題なのか 誰かに解いてほしい問題なのか そもそも正解がある問題なのか それらが何もわからない中で 自分が解きたいと思う問題を選んでいく。 言葉を紡ぐ小説を言う問題を選ぶ 漫画でもなく 絵画でもなく 彫刻などの造形でもなく、 ゲームでもなく 自分を表現し、相手の感情を揺さぶり笑顔になる方法は 色々とある中で 言葉だけで表すことを選んだ人と その言葉に救われた人の物語
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茉莉くんはよくできた女子高生です。というのが、読後の印象。もちろん、この物語を全部読むとなぜ今は落ち目の小説家ホヅミ先生を献身的なまでに支えるのかは”なるほど”と思うところでした。ただでは転ばないラブコメです。 「ラブコメ」とは書いたけど、この作品ってラブコメなのかな?ってち...
茉莉くんはよくできた女子高生です。というのが、読後の印象。もちろん、この物語を全部読むとなぜ今は落ち目の小説家ホヅミ先生を献身的なまでに支えるのかは”なるほど”と思うところでした。ただでは転ばないラブコメです。 「ラブコメ」とは書いたけど、この作品ってラブコメなのかな?ってちょっと思ったりもする。茉莉くんとホヅミ先生の関係性というか、ホヅミ先生のあえてはぐらしているような(ホヅミ先生というより葉月先生と言うべきか)、なかなか鈍感力が強くてラブコメってもっとストレートなのかなと思った次第。ラブコメが苦手な私的にはそれがとっても良かったけど。文体にもいろいろ仕掛けがあって、物語はもとより、読んで楽しい作品でした。 葉月先生の作品は「あの日、神様に願ったことは」の3作が気に入っていて、「Hello,Hello and Hello」含めて4作品読ませてもらっているけど、確かにこれまでとだいぶ違うけど、物語の芯はこれまでとあまり変わってない気がして、読了後、ちょっとホッとした。いろんな意味でよくできた女子高生、茉莉くんに会いたい方はぜひご一読を。
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あーこれは好きなお話だ。 最近流行りの年の差ラブコメ。 主人公の作家青年の元に女子高生がやってきて家事やらデートやらで親しくなっていく展開はどこかで見たことがあるような既視感があるのだけど、でもこの作者のちょっとした比喩表現なんかがラノベと言うより文芸寄りで、なんだか新鮮な感じ...
あーこれは好きなお話だ。 最近流行りの年の差ラブコメ。 主人公の作家青年の元に女子高生がやってきて家事やらデートやらで親しくなっていく展開はどこかで見たことがあるような既視感があるのだけど、でもこの作者のちょっとした比喩表現なんかがラノベと言うより文芸寄りで、なんだか新鮮な感じがした。 まあ、ちょくちょく挟まれるマンガやアニメネタにはニヤッとさせてもらったけど^^ そしてそんな二人の生活を題材に一つの小説を書き上げるところが一つのハイライト。 だけど本当のハイライトはそのあとに待っていた。 少女に事情があるのは伏線で匂わされていたけれど、その真実が分かったあとの主人公の荒ぶり方が個人的にとても好き。 こう言う想いのお話は大好きなのだ。 少女に想いを伝えるために作家らしく小説を書くのかなと思ったけど違った。 もっと直接的でそっちも伏線があったけどその方法はやっぱり既視感があるなあ。 まあ、その熱さ、嫌いじゃない。 なんにしても読み終わってすっきりと、そしてほっこりと出来て良かった。 それと最後まで読んでから最初のページを読み返すと感動で声が出た。 あと作家が主人公と言う事で物語を書くことやその感想をもらうことに対する喜びや辛さもちゃんと描かれていて、それも心に刺さった。 次巻がでるようなので読みたいね。
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