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はじまりの24時間書店
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はじまりの24時間書店

ロビン・スローン(著者), 島村浩子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2021/01/28
JAN 9784488011062

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商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2023/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作からのシリーズというよりは、ペナンブラ氏と24時間書店の出会いを描いたスピンオフという感じ。 本探しの謎解きも比較的とんとん拍子で、前作のような盛り上がりはなかった。

Posted by ブクログ

2022/11/23

『ペナンブラ氏の24時間書店』の続編。 原題は”Ajax Penumbra 1969”で、前作にて24時間書店のオーナーだったペナンブラ氏の青年時代を描く。 スピンオフ作品にあたるからか、本の厚みも前作よりずっと薄い。のだけれど… ………、こっちの方が面白いかも笑 勿論ページ数...

『ペナンブラ氏の24時間書店』の続編。 原題は”Ajax Penumbra 1969”で、前作にて24時間書店のオーナーだったペナンブラ氏の青年時代を描く。 スピンオフ作品にあたるからか、本の厚みも前作よりずっと薄い。のだけれど… ………、こっちの方が面白いかも笑 勿論ページ数が少なく読みやすいというのもある。前作では最新テクノロジー用語が当たり前のように点在していたが、今回は(時代的なものもあって)それらを理解するのに必要な時間をショートカットできた。 何より氏の人格形成の過程が丁寧に紐解かれており、わずかな間だったが古き良き時代の温かさにも触れられた。 ヤング・アダルト本特有のあのアップテンポなノリも、ここではグンと大人しいし!(ここぞとばかりに、前作のレビューでは書かなかった小言を呟く…笑) 大学図書館員だったペナンブラ氏は行方不明の「予言の書」を探し出すミッションを帯びてサンフラシスコを訪れる。絶望的な結果と疲労のなか彼の目の前に現れたのは、あの24時間書店だった… 若き日のペナンブラ氏が体験した「探索」"クエスト"については前作では一切触れられていない。だから自ずと「そんな冒険をしてたの!?」の反応になった笑 またネタバレになってしまうが、今回テクノロジーは解決の糸口にもなっていない。 しかし一見アナログ派なペナンブラ氏が、何故前作で書店にテクノロジーの息吹を取り入れようとしていたのかがここで明らかになっている。その理由は詳しく語れないが、人との繋がりを創造する手段として、氏はテクノロジーに絶対の信頼を置いていたのだと思う。 最も唸ったのは、彼が店を訪れた当時24時間書店員として勤務していたコルヴィナとの関係だ。 前作にてコルヴィナは、書店のパトロンであり親会社フェスティナ・レンテ社のCEOだった。つまりペナンブラ氏のボス。氏のやり方にとことん反対しており、2人は対立関係にあった。しかし… ペナンブラ氏の初来店時には些か警戒していたものの、やがて今作の「探索」に力を貸すようになる。前作では一度も拝むことのなかった笑顔に数回も出会えたし、彼もまたペナンブラ氏に絶対の信頼を置いていた。 ペナンブラ氏の、手がかりが掴めそうな時のあの目の輝きはそのままなのに、一体どこでコルヴィナは変わってしまったのか。こればかりは想像に任せるしかないのだろうか。 尺が短いので物足りないっちゃ物足りない。願わくは前作直前の時期まで描いて欲しかったというのが、今作における唯一の小言だ。

Posted by ブクログ

2022/08/25

少年向け冒険譚のようなテイストに感じました。宝探し的なストーリーが先に先に読者を促す。 登場人物も個性的で、RPGをプレイしているように楽しめました。

Posted by ブクログ

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