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小屋番三六五日 ヤマケイ文庫
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小屋番三六五日 ヤマケイ文庫

山と渓谷社(編者)

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小屋番三六五日 ヤマケイ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山と渓谷社
発売年月日 2021/01/22
JAN 9784635048927

小屋番三六五日

¥770

商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/03/21

日本各地の山小屋の小屋番によるエッセイ、全53話。 第一章 山小屋の仕事十二カ月 第一話~第二十話 第二章 新しいわが家をつくる 第二十一話~第二十八話 第三章 山小屋に入り、山を見つめる 第二十九話~第四十一話 第四章 山小屋をめぐる人々 第四十二話~第五十三話 ・本書に登場し...

日本各地の山小屋の小屋番によるエッセイ、全53話。 第一章 山小屋の仕事十二カ月 第一話~第二十話 第二章 新しいわが家をつくる 第二十一話~第二十八話 第三章 山小屋に入り、山を見つめる 第二十九話~第四十一話 第四章 山小屋をめぐる人々 第四十二話~第五十三話 ・本書に登場した山と山小屋 [寄稿]山小屋を持続的に運営できる環境とは             花谷泰広(甲斐駒ヶ岳七丈小屋) やまとけいこ/著「黒部源流山小屋暮らし」の読後、 では他の山小屋は?と考えての、読書。 2008年刊行の本を2021年に再編集して文庫化。 2020年の各山小屋の状況も掲載されています。 本書には、日本各地の小屋番さんの山小屋愛溢れる、 胸熱なエッセイがたっぷり詰まっていました。 山小屋の形態は様々。通年に期間営業、収容人員の大と小、 食事有と自炊など。立地も水や電気もいろいろと異なる。 更に、山の自然の恵み有れば、自然の驚異有り。 雪との格闘、台風、水の確保にトイレの問題。 山小屋を作る、再建する、建て替える苦労の連続。 それでも、自分の小屋、我が家と語る小屋番の心情の深いこと。 それらの小屋番という人生は如何に成されたのか。 親子もあるし、転職も。懇願もあれば自ら小屋を作る者も。 思い出に残る登山者や旧知の仲間や有志、スタッフたちの姿。 地球温暖化の影響や時代の変遷の中で変化する登山客もあれども、 山小屋と小屋番はそこにいるということの大切さ。 真摯に誠実に語る小屋番たちの言葉に、感極まってしまいました。

Posted by ブクログ

2022/11/12

20年程前に書かれた本の再編らしい。 時代は感じるが山に訪れる人、山で迎える人のリアルで楽しく考えさせられるお話が多数。

Posted by ブクログ

2022/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

山小屋という言葉から受けるイメージとはスケール感を異にする北アルプス界隈のメジャーな施設から、たった1人で切り盛りする避難小屋に近しい規模のところまで、各地の小屋を預かる山男・山女たちが見つめ感じてきた日々が、ありのままに綴られている。 山小屋と聞くと、シーズンに幾度も登らないライトなハイカーにとっては、足を踏み入れるのを少し躊躇してしまうような、閉鎖的な面を持つ玄人の場…という印象も強いと思うが、この書の中にはもちろんそういった昔気質の頑固者たちもたくさん登場するし、一方で、旧来の雰囲気を打破すべく、サーヴィスの拡充などに腐心する比較的若い世代の経営者たちがいることも窺い知ることができた。 中でも、トイレにまつわるエピソードが多いことは興味深かった。 排泄物は微生物が食べるし、最終的には土に還るから大丈夫では…などと浅はかにも私は思っていたが、特に登山者の多い山域では深刻な土壌・水質汚染の要因になり得るのだ、ということをしっかりと教えられた。 また、本文庫の単行本が刊行されたのはかれこれ14年ほど前、元記事が連載されていたのはさらに数年遡ることになり、執筆当時から既に状況が大きく変わっている小屋も少なくないことが注釈によって分かり、当たり前ではあるが、少しうら寂しい気分にもなった。

Posted by ブクログ

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