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咆哮 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2021/01/04 |
| JAN | 9784094068030 |
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咆哮
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
初めて読む著者、シリーズ翻訳されているのは面白いだろうと思い、お試しに借りる。巻末で大矢博子さんが書いてますが、シリーズ名となる2人の緩急が良かった。
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咆哮とは、獣などが吠え猛ること。 原題は『Der Prinzessinnenmörder(プリンセス殺し)』。これは断然、邦題のほうがストーリーに合っているとわたしは思っている。最後まで読み終わったら、咆哮というタイトルの重みがひしひしと感じられた。 事件の舞台は、ドイツのバイ...
咆哮とは、獣などが吠え猛ること。 原題は『Der Prinzessinnenmörder(プリンセス殺し)』。これは断然、邦題のほうがストーリーに合っているとわたしは思っている。最後まで読み終わったら、咆哮というタイトルの重みがひしひしと感じられた。 事件の舞台は、ドイツのバイエルン州。田舎町にある小さな湖の氷の下に、金色のドレスを着た少女の遺体が漂っているのを発見したのは、クロイトナーというお調子者で目立ちたがり屋の巡査だ。本の表紙はこの女の子の姿だと思うけど、それは世界で一番美しい死体と言われた『ツイン・ピークス』のローラ・パーマーを思わせた。 捜査の指揮を取るのは、ヴァルナー捜査官。 少女の口の中から、数字が書かれたバッジが見つかった。これが何を意味するのかはまだ分からないが、犯人からのメッセージではないかと警察は考える。 次なる被害者の少女の遺体はとんでもない場所から発見されるが、やはり彼女も金色のドレスを身にまとい、口からは数字が刻まれたバッジが見つかった。そう、連続殺人事件だ。 場面は変わって、いきなり雪山。 仲の良い親子が二人で一緒にスキーを楽しんでいると、バランスを崩した娘が崖から落ちてしまう。100mほど下に見える娘の足がわずかに動いていることを確認した父親は、助けを呼ぶ無線を借りるため、近くにある山小屋へと向かうが、その山小屋は実は・・・。 まったくかけ離れた場所で起こったふたつの事件は、もちろん繋がっている。それがどこで結びつくのかがこの物語の肝の部分で、おそらく邦題のタイトルの由縁にもなっている。 わたしが過去に読んだ小説を参考して考えると、死体に印を残すという行為は連続殺人事件であることが多く、犯人は大抵知能が高い完璧主義者で、自己顕示欲が強い傾向があり、犯罪行為を心から愉しんでいることがほとんどだ。途中までは、この話もそのように思えた。 でも違うんだよね。 わたしはこの本を読んでる最中、「頼むから、もうやめてくれー」と2回思った。 1度目は雪山で。 2度目は雪山の山荘の夜に。 日本の作家が書いた似たような題材の本を読むと、日本の小説のほうがウエットに感じる。 わたしが日本人だからなのか、それとももっと違う理由がどこかにあるのか、それはよく分からない。
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ドイツの作家による推理小説。ドイツのフリードリッヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)新人賞受賞作品。 アンドレアス・ヒューアと言えば、弁護士アイゼンベルクシリーズで知られていますが、こちらは別のシリーズ作品。シノプシスを見ると、主席警部のヴァルナーと上級巡査のクロイトナーの...
ドイツの作家による推理小説。ドイツのフリードリッヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)新人賞受賞作品。 アンドレアス・ヒューアと言えば、弁護士アイゼンベルクシリーズで知られていますが、こちらは別のシリーズ作品。シノプシスを見ると、主席警部のヴァルナーと上級巡査のクロイトナーのシリーズ作品という事ですが、実際には?? というのも、ドイツの警察制度では、制服警官による外勤の保安警察と、私服勤務がデフォルトの刑事警察と、制服組と私服組が異なる警察組織になるんですよね。なので、日本の様に、制服警察官から始まり、階級が上がって、刑事になると私服勤務になるという事では無いんですよね。なので、ヴァルナーとクロイトナーが、所謂“コンビ”か?と問われると、若干微妙です。まぁ、事件解決に向かって、互いに何らかの関係があるんですけどね。 描かれている事件自体は、非常に重いもの。これが、はっきり言って、若干のドタバタ劇があっての解決なので、読み終わると“不思議”な感じにとらわれました(笑)
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