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悪玉伝 角川文庫
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悪玉伝 角川文庫

朝井まかて(著者)

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悪玉伝 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/12/24
JAN 9784041096833

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商品レビュー

4

15件のお客様レビュー

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2024/11/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

浅学ながら辰巳屋騒動をこの作品で初めて知りました。 史実を知らないのでどう転ぶのか、最後まで目が離せない展開にどきどきしながら読了。 江戸と上方の文化や感覚の違いによって音物の受け取り方がこうも違うとは。 吉兵衛目線で読んでいるため、騒動の決着に関しては口惜しさも感じましたが、余韻の残る結末で爽やかな気分で〆ることが出来ました。 同じ事件を扱った「辰巳屋疑獄」も近々読みたいと思います。

Posted by ブクログ

2024/06/05

大阪炭問屋の主・木津屋吉兵衛は風雅を愛する伊達男。家業を顧みず放蕩の限りを尽くしていたところ、兄の訃報が舞い込む。店を我が物にしようと企む大番頭の策略で相続争いに巻き込まれた。

Posted by ブクログ

2023/06/01

大坂の商家の後継ぎ問題に大坂町奉行だけでなく幕府の中枢まで関与するなんて壮大なフィクションだなと思っていたら、後書によると詳細は別として大筋は史実だったのですね。 銀を基準とした商人の町 大坂と金が流通する武家社会の江戸との間で発生する、両替差益による経済の浮沈を巡る攻防が興味深...

大坂の商家の後継ぎ問題に大坂町奉行だけでなく幕府の中枢まで関与するなんて壮大なフィクションだなと思っていたら、後書によると詳細は別として大筋は史実だったのですね。 銀を基準とした商人の町 大坂と金が流通する武家社会の江戸との間で発生する、両替差益による経済の浮沈を巡る攻防が興味深い。 現代に生きる自分としては商人側を応援したくなりますが、幕府体制の安定が第一義である武家の理屈も理解できます。 そんな中で、大岡越前守が裁きの名手としてではなく、苦悩する役人として描かれているところも良かった。 司馬遼太郎賞受賞に納得です。

Posted by ブクログ