おなかの花園 きみのおなかにひそむ不思議な世界マイクロバイオーム

ケイティ・ブロスナン(著者), 滝本安里(訳者)

• 販売会社／発売会社: 化学同人
• 発売年月日: 2020/12/16
• JAN: 9784759821123

商品レビュー

2022/12/02

〇イデオネラ・サカイエンシス！プラスチックを分解する微生物だって！
〇ヘリコバクターは百パー有害でもないのか…
〇おなかの中の微生物科学絵本。知的好奇心も大満足、イラストがユニーク、もっと知りたいと思わせる内容

・微生物ってなんだろう？
　古細菌、バクテリア、菌類、ウイルス、原生生物、微小動物
・体の中
　共生:微生物の住処であり、体調を整えたり様々な恩恵を受けている
　病原菌:微生物の集団のバランスが崩れると…
　口の中、のど、胃、小腸、そして
　大腸（おなかの花園）…体内の微生物の99%がいる
　おなかの中の生態系
　　バクテリアは植物ではないが、植物にちなんだ名前がつけられている
　　腸内フローラとか、マイクロバイオームとか
・おなかの花園が出来るまで
　子宮にいる間は無菌
　育つ環境や食べ物でマイクロバイオームの様子が変化する。３歳で落ち着く。
・免疫システム
　免疫はバクテリアに攻撃の手加減を学ぶ
　95%のバクテリアは無害
　清潔をやり過ぎない
・抗生物質
　アレクサンダー・フレミング
　抗生物質の功罪
・プレバイオティクスとプロバイオティクス
　プレバイオティクス…食べられる繊維
　プロバイオティクス…生きたバクテリア
・醗酵
・体の出口
　S状結腸
　いいうんち、悪いうんち
・微生物と私たちの未来

2021/04/17

子どもの読み聞かせに。
腸内フローラについての科学絵本。
優しい色づかいが素敵な絵。
顕微鏡写真や具体的で緻密な図説に慣れている子ども達にはインパクト弱かったよう。