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知らないと恥をかく「性」の新常識 光文社新書1103
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知らないと恥をかく「性」の新常識 光文社新書1103

齋藤賢(著者)

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知らないと恥をかく「性」の新常識 光文社新書1103

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2020/12/15
JAN 9784334045111

知らないと恥をかく「性」の新常識

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商品レビュー

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2023/08/12

ジェンダーバイアスやジェンダーギャップについて学びたいと思い、手にしたのだが、想像よりも「性」に突っ込んだ内容でとても勉強になった。 日本の後ろ向きな性の常識が蔓延る状況の中、さまざまな活動をされている人の力強さが伝わってきた。 まだまだこの本に書いてあることは新常識にはならな...

ジェンダーバイアスやジェンダーギャップについて学びたいと思い、手にしたのだが、想像よりも「性」に突っ込んだ内容でとても勉強になった。 日本の後ろ向きな性の常識が蔓延る状況の中、さまざまな活動をされている人の力強さが伝わってきた。 まだまだこの本に書いてあることは新常識にはならないかもしれないが、この本そのものも考えるきっかけとなっている。 まだ浸透し切っていないという点で「新常識」としたのだろう。 この本に触れ、「知っていることばかり」としている人は、どれくらいこの常識を実行できているのだろう。 話の中で言及されている話題の多くは、女性の性事情のことだ。 アダルトビデオで間違った性行為の方法を学ぶと、女性の体を傷つけることもある。 また、女性の反応が良くないということで、自分のやり方に自信をなくしてしまうこともあるかもしれない。 また、 もちろん、ジェンダーについても触れているが、セックスの話(身体的な性の方と、性行為どちらの意味でも)が多い。 自分自身を振り返っても、無関心だったり、無頓着だったりすることがたくさん書いてあった。 避妊具の話や、性的同意の話、そして思った以上に多くの人々が、日本で性についての認識を改めるための活動をしていることに興味が湧いた。 私個人は、あまり性的な話を大っぴらにしたくないという気持ちもあるし、どこかはしたないのではないかという思い込みもある。 けれども、本書を読んで自分の認識を少しずつでも改めたいと考えられるようになった。 年配になればなるほど、文化や習慣を変えるのが難しいのと同じで、性の認識を変えることは難しいと思う。 とくに、これまで不利益を被ったことがない立場の人は、無頓着になりやすいし、不利益だとか暴力だとか感じることすらできないこともある。 けれども、こうした先輩世代の人々の認識が、さまざまなことへの弊害を生んでいると思う。 性教育だって、自分の学校でどれくらい取り組んでいるのかよくわからない。 適切な知識を教える立場の人々が、性についてポジティブな考えを持てないことは大きな問題だと思う。 男性側の認識のずれや勘違いの指摘ももちろんあるが、思ったよりも女性側の無知というのもあることを知った。 たとえば避妊具だって、コンドームとかピルくらいしか知らなかった。海外だとピルだって薬局で買える…。 ピル一つ買うのもパートナーの同意がいるって、なんだかモヤモヤする。 もちろん男性だって性の問題で嫌な思いをしていることもある。 全体的に中立でありつつ、自分の主義主張をしっかり伝えようとする姿勢が感じられて、とても好印象を持った。 若い方々の生の活動の声が聞ける点もよかった。 こうした啓蒙的活動が社会を変えるための第一歩になると思う。

Posted by ブクログ

2023/05/07

知らないこと、ぼんやり知っていたけどということを改めてインプットすることができた。AVが性教育の代わりになってしまっているという現状はやはりよろしくない。性差別をしてはいけないということを教える前に、お互いの性の特色について、もう少し手触り感のある学びが必要なのだと思う。特に男性...

知らないこと、ぼんやり知っていたけどということを改めてインプットすることができた。AVが性教育の代わりになってしまっているという現状はやはりよろしくない。性差別をしてはいけないということを教える前に、お互いの性の特色について、もう少し手触り感のある学びが必要なのだと思う。特に男性にとっては、生理がそれにあたるのだと思う。性的同意については、日本のなかではまだまだ進んでいないなと思う。自分自身もじゃあどうしたらいいんだろうと戸惑うことが多い。パートナーを含めて、性の話ができているかと言えばできておらず、性の貧困さを痛感してしまう。

Posted by ブクログ

2022/09/28

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11485767

Posted by ブクログ

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