東京スリバチの達人 分水嶺東京南部編 高低差散策を楽しむバイブル

皆川典久(著者)

• 販売会社／発売会社: 昭文社
• 発売年月日: 2020/12/14
• JAN: 9784398145956

商品レビュー

2024/11/28

2024年11月28日読了。三方を丘に囲まれた「スリバチ」状の地形に注目し、東京の現代／明治／江戸の地図を読み解き、地形の変化・河川の流れ・武家屋敷や神社仏閣などの建物の変遷などを追うガイドブック。自転車で東京を移動する中「なんだこの崖は」と気になっていた地形が俯瞰的に解説されていて実にスリリングで、面白い…！東京にはまだまだ見逃せない特徴的な場所があり自分がそれに気づいていないこと、再開発などで在りし日のままの景色はなくなりつつあること、知らない人には価値がないがひとたび興味を持つと面白くてしょうがないことが世の中にはたくさんあるものだ…。いつもの大通りを走るだけでなく、たまにはわき道の暗渠にそれてスリバチ地形に迷い込んでみるのも一興。

2022/04/14

＜目次＞
略

＜内容＞
北部地区編に続き、南部地区編も読破。戸越銀座や中目黒の商店街など、谷の暗渠沿いに作られていることは知らなかった。谷頭には寺院があったり、谷の斜面が墓地になっていることも傾向なんだと知った。

2021/03/03

高低差、スリバチ、坂道は、都内に通勤していた時期に実体験して面白さに目覚めた。知っている地域の話は風景が想像できるだけに面白い。知らない地域もこの本を参考に散歩してみたいと思った。