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中国の歴史(6) 絢爛たる世界帝国 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/12/11 |
JAN | 9784065219072 |
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中国の歴史(6)
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
日本史でも馴染み深い隋唐ですが、実際のところはどんな政治状況だったのかということはこれまで私もほとんど知りませんでした。隋や唐が巨大な勢力を誇った世界帝国だったという漠然としたイメージ以外はあまりありませんでした。それこそ豪華絢爛な中国文化というイメージです。 ですがこの本ではこれら隋唐がどのような経緯で建国され、衰退していったかを詳しく見ていくことになります。そして何より、中国全土を統治するというとてつもない難事業をどのように行おうとしていたのかというのは非常に興味深かったです。 現代のような通信手段がない中でどうやって広大な国土を治めるのか。そのことについて改めて考えさせられるのがこの本です。
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2021/4/11読了 秦漢と同じく、抜本的構造改革の先鞭を付けた短命王朝とその遺産を受け継いだ長命王朝の組み合わせである隋唐。唐は律令制の産みの親ながら、ガチガチの法体系で縛られていた訳でもなく、一定の緩さがあったが為に則天武后のような女傑の台頭を許した、という指摘に納得。
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唐の太宗が漢民族の皇帝(天子)と諸民族の上に立つ天可汗を初めて兼ねた君長になったと記されているが、それは隋唐が北方民族と親和関係にあったことを感じさせられる。 則天武后がクーデタで、失脚・幽閉され、唐朝復活後も唐の中宗が頼りなく、妻・韋后娘の安楽公主、上官婉児という女、さらに中宗...
唐の太宗が漢民族の皇帝(天子)と諸民族の上に立つ天可汗を初めて兼ねた君長になったと記されているが、それは隋唐が北方民族と親和関係にあったことを感じさせられる。 則天武后がクーデタで、失脚・幽閉され、唐朝復活後も唐の中宗が頼りなく、妻・韋后娘の安楽公主、上官婉児という女、さらに中宗の妹の太平公主などが武后と同様に権勢欲のかたまりで、跋扈したとの説明には笑えた。唐初の任瓌という猛将の妻の強さの前にたじたじの逸話も楽しい。唐朝が彼らたくましい女性たちの存在を許容する北方遊牧民族的気風が持ち込まれた鮮卑北族系色を濃くもった王朝という説明、倫理観よりも文学的教養を重視する貴族的時代性の説明は納得。唐代は皇后が空位の時期が4分の3を占めるということにもつながるように思う。宋代からの女性の地位を考えると驚きである。 節度使が唐を分裂状態に追いやっていた印象があったが、むしろ唐の統制に服する人たちも多く、彼らが宰相として中央政界に進出することなどが、唐が長く存続した理由でもあったとは意外。唐文化の諸相 正史の編纂や史館の成立などにみられた太宗の歴史への意気込みは、唐を中国史上にどう正当に位 置づけるか、そこに彼の主たる関心があり、『晋書』の編纂に特にに力をいれていた。唐としての教訓を得ることにあったとは流石に太宗は凄い人物だと思った。隋唐は貴族の時代、そして宋からは科挙官僚の時代になっていく。日本の平安時代からの転換と正に重なると感じた!
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