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花の慶次 ―雲の彼方に―(新装版)(8) ゼノンCDX

原哲夫(著者), 隆慶一郎(原作), 麻生未央

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 コアミックス
発売年月日 2020/12/19
JAN 9784867202159

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2021/09/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

高貴な血を引いているおふうを巡り、暗躍する風魔と石田三成。 そんな大きい勢力に圧をかけられても、まるで動じず、それどころか、危機的な状況を心から楽しめる前田慶次の凄味は、この(8)でも肌に感じる事が出来る。 良く言えば勇猛なんだろうけど、確実に、頭のネジが何本も飛んでしまっている。だからこそ、底無しに天然で強いんだろう、と自然に納得できるんだが。 現代人の目線から見ても、有能な人材である石田三成が冷徹な面を見せつつも、前田慶次や風魔に翻弄され、力を発揮できないでいる様は、滑稽さを通り越して、同情すら覚えてしまうほどだ。 まぁ、こればっかりは相性があるので、石田三成が振り回されてしまうのも無理はない。 実際、慶次との初顔合わせでは、その凄味に気圧されながらも、退くタイミングを間違えていないし、散々に恥をかかされまくっているが、何だかんだで、風魔の動きを読み切ろうとしているので、石田三成は無能じゃない、と思えた。 様々な策を用いてきた風斎が、有名な忍者の一角たる、風魔小太郎であったのも、読み手からすれば、中々のインパクトだった。例えとしちゃおかしいんだろうが、『鬼灯の冷徹』の弟切さんを思い出すほど、イケメン・・・エグッ。 もちろん、あの服部半蔵を唸らせるだけあって、顔だけの忍者じゃない。身体能力は異常に高いし、桁違いの幻術も使ってくる。 そんな猛者に命を狙われるからこそ、前田慶次のやる気も昂るのだろう。生粋の傾奇者である前田慶次と、自らの忍道に命を懸ける覚悟がある風魔小太郎、この一騎打ち、目が離せんな。 また、この(8)では、岩が正式に、前田慶次の家来になる展開があり、その際の捨丸との友情に、読み手はかなり、グッと来るのである。 この台詞を引用に選んだのは、数ある名言の中でも、シンプルがゆえに、読み手、特に男へ与える「ガッツーン」が大きいのではないかな、と個人的に思っているので。 何となく思っているだけなんだが、『仮面ライダーオーズ』の主人公・火野映司の、少しの小銭と明日のパンツがあればいい、って生き方は、この台詞に影響を受けているのでは・・・・・・ 当然ながら、今のご時世、喧嘩に負けても身包みは剥がされず、仮に、汚い、ボロいパンツを履いていても、相手に見られることはない。 しかし、慶次が言いたいのは、そういう事じゃないってのは、私も重々承知している。 恥ずかしい死に様を晒さないためにも、生きている時から、最低限の準備はしておく、それが漢だ、と言う意味じゃないだろうか。 「褌だけは、いつもきれいにしておけ」(by前田慶次) もう一つ、私の心に響いた名言を紹介したい。 改めて言う事でもないが、やはり、前田慶次の底は知れない。 このような考えに到り、危険な戦いほど生きている実感を覚え、今この一瞬を心から楽しんでいられる前田慶次の それに対し、憧れると同時に、どうやったら、この境地に達せるのか、と悩んでしまう始末だ。 『からくりサーカス』の序盤で、加藤鳴海が、才賀勝を救う戦いで言っていた、「死必すれば則生き抜く」とは、こういう事だろうか。 違うような気もするし、近しいよう気もするな。 ともかく、今一たび、惚れ直した、これは本当だ。 決して、命を軽んじているのではなく、むしろ、逆に、「生」へ誰よりも真摯に向き合ってるんだから。 「うわあ~!! ま・・・前田殿は恐ろしくないのか。こんな所で、酒など・・・・・・手前は正直言って、怖い! いつ、その熊の巨大な爪で、この身を引き割かれるかと思うと・・・」 「ふふ、運があれば、毒を盛られても生きのびる。見放されれば、瓦が落ちてきても人は死ぬ。これは、遊びですよ。遊びは、危険な程、楽しくはござらんか?」(by石田三成、前田慶次)

Posted by ブクログ

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