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レンブラントの身震い CREST BOOKS
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レンブラントの身震い CREST BOOKS

マーカス・デュ・ソートイ(著者), 冨永星(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/11/26
JAN 9784105901691

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商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2023/09/03

著者がAIを前にして人間の能力を改めて考え直し、迷いながら書いている感じが伝わってくるところはよかった。 ただ、創造性や価値とかは人間側に判断の基準があるので、AIが作ったとわかっているものに対してあれこれとケチをつけて魂が無いだとか言うのは簡単だろうと思った。 AIが人間の...

著者がAIを前にして人間の能力を改めて考え直し、迷いながら書いている感じが伝わってくるところはよかった。 ただ、創造性や価値とかは人間側に判断の基準があるので、AIが作ったとわかっているものに対してあれこれとケチをつけて魂が無いだとか言うのは簡単だろうと思った。 AIが人間のように振る舞う作品について、AIが言わされているだけで、本当はAIの製作者の野心だ、といった記述があった。しかし、作者自身の野心とは何か? 他人が心から言っている言葉か言わされている言葉かどうかなど本当のところ分かりようがない。AIが人間のように振る舞うのを見るのと同じように、人は他人が人間のように振る舞うのを見て、心の中がどうとか想像してみるだけである。もちろん、自分自身に対しても。 機械同士がコミュニケーションをとるようになり機械の世界における価値が生まれれば、機械にとっての価値がある数学や芸術を作れそうな気もする。 総じて色々考えるきっかけにはなった。

Posted by ブクログ

2023/01/14

模倣と少しの創造性、という話を読んでいて、建築学科に入ってはじめてのスタジオ課題の講評会打ち上げで、私は先生たちに教えて頂いた参考事例を真似して繫ぎ合わせているだけなんですけど、果たしてそれでいいのでしょうかと相談したときに、みんなそうやって創ってるから大丈夫と励ましてもらったこ...

模倣と少しの創造性、という話を読んでいて、建築学科に入ってはじめてのスタジオ課題の講評会打ち上げで、私は先生たちに教えて頂いた参考事例を真似して繫ぎ合わせているだけなんですけど、果たしてそれでいいのでしょうかと相談したときに、みんなそうやって創ってるから大丈夫と励ましてもらったことを思い出しました。それから、私はあらゆるジャニーズコンサートを見るときに自分のDNAたる嵐アルゴリズム(笑)と比較しながら見ている自覚があるので、私もそうやってジャニーズライブを見ながら学習・アップデートしているんだろうなと思った。 囲碁ゲームの話がめちゃくちゃ面白くて、うわーAIこえー!と思いながら読んだけど、AIが偉大な芸術家たちの作風を完璧に模倣するためには彼らの人生の起伏を経験しなくてはならない、その情感は真似されないという話を読んで、きっと人の創造物に触れたときに生まれる私の感情は私だけのものであり続けるのだなと勝手にほっとしたりもした。

Posted by ブクログ

2022/10/11

2016年、「失敗から学ぶコードに基づくアルゴリズム」ディープラーニングによって造られたAIが世界一の囲碁棋士を打ち破った。ゲーム、絵画、音楽、文学、そして数学のように創造性が必要とされてきた分野も、AIの領域となる未来がくるのか。数学者が楽しく解説。 いま話題のAIとクリエ...

2016年、「失敗から学ぶコードに基づくアルゴリズム」ディープラーニングによって造られたAIが世界一の囲碁棋士を打ち破った。ゲーム、絵画、音楽、文学、そして数学のように創造性が必要とされてきた分野も、AIの領域となる未来がくるのか。数学者が楽しく解説。 いま話題のAIとクリエイティヴィティーの問題をドンピシャで捉えた一冊。とはいえ、タイトルと表紙から連想する画像生成AIの話はそこまで大きなトピックではない。本書で大きく取り上げられるのはアルファ碁と音楽と数学である。 特に、ともすれば一番AIと互換性があるかのように思われてしまう数学が創造的な行為なのだと説く章は、数学者であるソートイの熱が伝わってくる。ここを書きたくてこの本を書き始めたんじゃないかと思うほど。一方で、音楽理論や囲碁も数学に近しいからこそAIの活躍が見込める分野でもある。 読んでいて思ったのは、人間には人間らしい考え方のクセがあり、AIにはAIのクセがあるということだ。今は"異文化"であるそのクセが新鮮に見えている段階。そして、人間のなかにもAIに近い考え方のクセを持つ人びとがいて、それが数学者なのではないだろうか。 たとえば今、スマホで撮影・編集が簡単にできるようになったことで、カメラマンや映像編集の仕事は変容しつつあるのだと思う。アルゴリズムによる変化もそれと同じく、「AIに仕事を奪われる!」と単純に騒ぐのとは違うかたちで現れてくるのだろう。Spotifyがフェイク(というか虚無)のアーティストを創りだし、プレイリストに混ぜてまんまとヒットさせていたという話は知らなかったし面白かった。AIが作った「○○っぽい曲」が巷に溢れたら、それをまたアルゴリズムがボトムアップで学んで「○○っぽい曲っぽい曲」を作るんだろうか。でもそれって人間もやってることだよな。

Posted by ブクログ

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