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新宿・歌舞伎町 人はなぜ〈夜の街〉を求めるのか 幻冬舎新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2020/11/26 |
JAN | 9784344986060 |
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新宿・歌舞伎町
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商品レビュー
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自分のなかで最近興味・関心のある人物、歌舞伎町でホストクラブはじめいろんな店を経営しつつ、歌舞伎町のコミュニティ形成やホストたちで短歌を詠む活動している手塚マキさんの本を読んでみた。もっとクレバーな人かなと想像していたけどそれほどでもない? 戦略的にいまの位置にいるよりも勢いや流...
自分のなかで最近興味・関心のある人物、歌舞伎町でホストクラブはじめいろんな店を経営しつつ、歌舞伎町のコミュニティ形成やホストたちで短歌を詠む活動している手塚マキさんの本を読んでみた。もっとクレバーな人かなと想像していたけどそれほどでもない? 戦略的にいまの位置にいるよりも勢いや流れで来たというところかな。歌舞伎町やホスト界で生きているからだろうけど、私と同世代なのに何だかずいぶん老成している感じもした。 歌舞伎町ってある意味、魅力的な街だよね。猥雑でちょっと怖そうでもあるけどほろ酔いでそぞろ歩いたりするのは好き。渋谷のセンター街とか道玄坂から神泉方面を歩くよりよっぽど安全だと思う。それは手塚さんも理事を務める商店振興組合とか秩序だったものがあるからのよう。その意味でも大人の街、組織だった街なのね。 猥雑で何でもありで、手塚さんいうところの「たどり着いてしまう街」、来る者拒まずの街だから、現代日本社会のセーフティネットの一翼を担ってもいるのだと思った。
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都内に住んでいるが新宿にあまり馴染みがなかったので手に取った。 ホストとして成功し、経営者としても歌舞伎町と関わり続けている40代半ばの方の経験と考察。 ビビッドな話題、ものすごく深く新しい考察があるわけではないが、なんとなく歌舞伎町の雰囲気が伝わった。 清濁併せ吞む、という言葉...
都内に住んでいるが新宿にあまり馴染みがなかったので手に取った。 ホストとして成功し、経営者としても歌舞伎町と関わり続けている40代半ばの方の経験と考察。 ビビッドな話題、ものすごく深く新しい考察があるわけではないが、なんとなく歌舞伎町の雰囲気が伝わった。 清濁併せ吞む、という言葉がしっくりくる。 正論だけではダメで、それでもその曖昧さに助けられることもあったり、面白くもあったり。 でもお酒が弱い私が深く入り込めるところではなさそう。 実際に歌舞伎町を知っていたり、行ってみればより面白いのかも。
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歌舞伎町でよく行くバーで会うお客さんで、毎回入れ替わり立ち替わり、普段歌舞伎町に来ない人を連れてきては「ここはすごくいい店なんですよー!」と勧めている人がいて、ハート強えな…といつも思ってて、でもなぜそう思うのかうまく説明出来なかったんだけど、この本を読んでハッキリ分かった。 p...
歌舞伎町でよく行くバーで会うお客さんで、毎回入れ替わり立ち替わり、普段歌舞伎町に来ない人を連れてきては「ここはすごくいい店なんですよー!」と勧めている人がいて、ハート強えな…といつも思ってて、でもなぜそう思うのかうまく説明出来なかったんだけど、この本を読んでハッキリ分かった。 p179「SNS映えしない内装で、分かりやすい商品もないお店。(略)お客様にとっても、そこは居場所であるだけであって、そこに通っていることがステータスとなるようなファッショナブルなお店は少ない。」 小学生とかが特になんの特徴もない自分の家に友達を連れてきて、おかんのなんの変哲もない(なんならちょっと不味い)ご飯を食べさせて「うちめっちゃ落ち着くやろ?いい家やろ?」と誇らしげにしているのを見るような感じ。微笑ましいけど、40過ぎたおっさんがそれやってるのは、そりゃハート強えな、と思う。 という個人的な気づきを置いといても、すごく面白かった。歌舞伎町の歴史的な側面、今のリアルな状況、中から見る視点、外から見る視点、様々な角度からじゅっぱひとからげじゃない歌舞伎町の魅力が詰まってて一気読みした。本文に登場する歌舞伎町の住人たちもエピソードもすごく魅力的で(カヲルの仲間にビンタされ続ける話が秀逸すぎる)、歌舞伎町のお店で隣に座った人が話し出した話を聞いてるような気分で楽しめた。 手塚マキさんはほんと頭いい人なんだな、と思ったけど、その明晰な頭脳がありながら、肉体の感覚に取り憑かれているようなアンバランスさ、そして過剰な自意識。ホストクラブは行ったことないから分かんないけど、女の子たちには魅力的に映っただろうなと想像したりもしたり。 すごく面白い本だったし、本を書いた著者にも惹かれる楽しい読書でした!
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