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羅城門に啼く
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2020/11/26 |
| JAN | 9784103537519 |

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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
図書館にあったたった1冊だけ借りられる松下隆一さんの本パート2? 本当に松下隆一さんの本図書館にない! どんだけ人気なん? 表紙を見て一回本棚に戻した笑 だって怖いんだもん。 妖怪の話なのかと思うじゃん。 でもこの間読んだのもよかったしなぁって勇気を出して借りてきた。 これも...
図書館にあったたった1冊だけ借りられる松下隆一さんの本パート2? 本当に松下隆一さんの本図書館にない! どんだけ人気なん? 表紙を見て一回本棚に戻した笑 だって怖いんだもん。 妖怪の話なのかと思うじゃん。 でもこの間読んだのもよかったしなぁって勇気を出して借りてきた。 これもねぇ、じんわりくるねぇ。 物悲しいんだけど、なんかなんとなく救われるというか。 救いがないようで救いがある。 次図書館行ったらまた探してみよう。 気付いたらこれブクログ7,000冊目の登録本だ! いっぱい登録したんだなぁ。
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この作品の起承転結の「起」だけで終わっても、オイラはそれで満足だったかもしれない。 ただ読み進めると、やはり「結」にこの作品の「真理」みたいなものを感じた。 「下人の行方は、誰も知らない。」 「南無阿弥陀仏」 一読をお勧めします。
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物欲まみれでお布施ばかり気にする某守銭奴悪徳坊主さんにも読んでいただきたい…。 真のお坊さまとは、本作の上人の事を言うのである! 名言を書きますので某守銭奴(以下同文)さんは心に留め置いて下さい。 「欲しがるな。ひたすら与えよ。なむあみだぶつ」 冗談はさておき(8割本気)こちら...
物欲まみれでお布施ばかり気にする某守銭奴悪徳坊主さんにも読んでいただきたい…。 真のお坊さまとは、本作の上人の事を言うのである! 名言を書きますので某守銭奴(以下同文)さんは心に留め置いて下さい。 「欲しがるな。ひたすら与えよ。なむあみだぶつ」 冗談はさておき(8割本気)こちらは時代物がお得意なみんみんさんのお勧め作家さんです。 芥川龍之介の『羅生門』が好きなのでこちらをチョイス。 時代背景は大体同じ頃でしょうか、平安時代の大飢饉の頃。生きていく上での善悪とは?的なテーマも共通しているように感じました。 主人公のイチはどこの誰かも分からない男と女の間に生まれ両親に愛された記憶は皆無。 物心ついた時には悲田院という、乞食(今は禁止用語なのかな)や孤児や病人がごった煮された屋敷に放り込まれていました。 そこで嫉妬心から友人のような存在だったジンを裏切り、自身も痛手を負って命からがら悲田院から抜け出します。 この事件はある種のトラウマとなって長い間イチを苦しめる事に。 その後は似たような境遇のクマとヤマに出会い、強盗、強姦、時には殺人まで犯して好き放題に生きていたイチ。 大飢饉に加えて疱瘡が大流行しており、街の至る所に死体が転がっている時代。強盗に入った屋敷で1人の女性を殺してしまったイチは、上人と出会い、己の罪と向き合う事になるのです。 内容がかなりヘビーなのに非常に読みやすい! 京都が舞台なので登場人物が京都弁で喋ってくれるので関西住みの私には親しみが持てるのかも知れませんが、文章もするりと入って来ます。 この上人が果たして本当のお坊さんだったかは分かりませんが、疱瘡が感染るからと言って誰も近寄れず放ったらかしの遺体を背負っては無縁墓地に運びきちんと埋葬をする。子を亡くした母親はありがたいと涙を流す。 そして唱える「なむあみだぶつ」 欲を捨てる為に「なむあみだぶつ」をひたすら唱えよとイチに説く。 本来ならお布施をとってもおかしくない程に自称の弟子や人々が集まって来るのに一銭も取らずに本人も乞食のような生活。 聞いてますか?!悪徳僧侶さん。徳の高いこの行動! 絶対に私には出来ないけど! 恐らく私なら暫く化けの皮を被った後に、うしゃしゃ、そろそろお布施でもとるかいな、と宗教法人を立ち上げて「なむあみだぶつぅー!!」って叫んでると思います。 こんな事では極悪人に堕ちてしまったイチを改心させる事はできん!! そう、イチの憎めない所は絶望から大罪を犯して世の中を憎んでいるにも関わらず、この上人の姿から自分なりに何かを感じ取り思考して苦しんでいる所なのです。 あまり詳しくは書かれませんが、本来は親の愛を非常に求めていた子なのでしょう。 それが嫉妬という形で彼を苦しめる。 有名な精神科医の先生が、嫉妬という感情については研究が進んでいないが、非常にやっかいでもっと紐解かねばならないジャンルだと仰っていましたが、確かに1番制御し辛い感情かも知れない。 カンダタも上人に出会っていればもしかしたら他人の蜘蛛の糸を切らなかったかも知れないなあ。 (芥川繋がりで) イチが1人の女性と出会い、昔の悪友と再開し、愛を知り罪を思い出し苦悩した結果どう変わって行くのか。 この先のイチの人生が少しでも心穏やかなものになりますようにと祈らずにはいられませんでした。 時代物は古典以外は圧倒的に読んだ数が少ないのですが、一括りにできないなと感心しました。 活劇バリバリ!のもあればこういったしっとりと心に響く作品もありますし、また挑戦してみたいです。 みんみんさん、松下さん非常によろしゅうございました♪流石は時代物の女王! さて、いつもの余談です。 私のレビューは基本的に長いと一部界隈では有名な話があるのですが(この余談のせいとも言う)自分の中でこのスクロール数以上は禁止と言うルールが一応ありまして。 その範囲内でも長い短いあるのですが、単に書きたい事を書いて、長ければ長いし、まとまった時はまとまったと言う感じですかね。 何が言いたいのかと申しますと、短かくても長くても自由に書けば良いじゃない!!(人を傷付けない範囲で) というひまわり上人の教えをきちんと守っていると言う事です。 皆さんも自由に文字を紡ぎましょう。 それに楽しませて頂いている人間がここに居ます。 欲するな、与えよ。 なむあみだぶつ…。 (全然うまいことまとめられなかった…)
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