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だれかの記憶に生きていく
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2020/11/20 |
JAN | 9784023318656 |
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だれかの記憶に生きていく
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
とても丁寧に人の死、しかも仕事だから他人の死に向き合われているのだなあ。 祖父母や友人の葬儀の際も納棺師さんはいたのかな、記憶にない。 この方に送られる方や遺族の方は慰められるだろうな。 ただ、葬儀は残された者のためにあると言うけれど、私はやはり直葬からの流れ星供養がいいなと思...
とても丁寧に人の死、しかも仕事だから他人の死に向き合われているのだなあ。 祖父母や友人の葬儀の際も納棺師さんはいたのかな、記憶にない。 この方に送られる方や遺族の方は慰められるだろうな。 ただ、葬儀は残された者のためにあると言うけれど、私はやはり直葬からの流れ星供養がいいなと思った。
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ルールやマニュアルがある中で、どうしてもその通りではいけない気がする瞬間。考えて寄り添うからこその行動だなぁと感じました。必ず誰にでも訪れる「死」、こわがらずに何をやり遂げたいかを考え続けたいと思います。p66 きっとその経験は生きる力になっていると信じたい。
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とても読みやすい文章。2日間で読めてしまった。久々の早さだ。 文章自体はきっと木村さんご本人ではなく、編集者の方が書いたのだろうと想像する。木村さんの仕事に対する真摯な姿勢、死生観とおくりかたにとことん向き合って考え抜かれたことが伝わる哲学。それを、誰もが伝わる平易さを持ちながら...
とても読みやすい文章。2日間で読めてしまった。久々の早さだ。 文章自体はきっと木村さんご本人ではなく、編集者の方が書いたのだろうと想像する。木村さんの仕事に対する真摯な姿勢、死生観とおくりかたにとことん向き合って考え抜かれたことが伝わる哲学。それを、誰もが伝わる平易さを持ちながらも、指し示すことを的確に表す豊かなことばで表されていた。木村さんのお仕事も、編集者の方のお仕事も、とても立派だと思った。 本の見返し部分が、少し質の違う深い紫(お坊さんが葬儀のときに着る着物やふくさを彷彿とさせる)なこと、タイトルや見出しのフォントが、丁寧さと穏やかさが滲み出たものであることも、こだわりが見られた。このような細やかな装丁は、文庫本や新書の形態では表せない、ハードや一般書ならではだと思う。著者のことばを、ことばではない部分で補うような感覚。とても素敵だ。 内容もやはりよかった。葬儀とは形式的なものではなく、故人と別れることの悲しみやさまざまな感情を見つめ、受け入れ、これからを生きる心を整えていくために必要な儀式であり、それにかかる時間をきちんととることなんだと。先生と最後のお別れがどうしてもしたくてたまらず行動していたときのこと、不安定な状態でスマホもないのに、新幹線を乗り継いで式に間に合うように来たいとこのこと、お別れをする、ということを形としてきちんと起こすことで、自分に踏ん切りをつけようする心持ちは、とても腑に落ちる。 私はどう憶えられたいか。私はどうおくられたいか。正直答えは出ていない。そのひとの最期まで見届けたい、それくらい人生を通して深く関わりたい、と思えるひとのために、私がなにができるかを考えるところから始めたい。 図書館をたまたま歩いていて目に飛び込んできたタイトルに惹かれて手に取った。納棺師は本当に素敵な職業だ。強く実感した。
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