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経済学の堕落を撃つ 「自由」vs「正義」の経済思想史 講談社現代新書2596
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/11/18 |
JAN | 9784065219539 |
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経済学の堕落を撃つ
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
自由市場主義:私的所有・競争・合理的、Winwinのみの人間関係。 マネジメント・効率の追求は、経済学の手段であっても、ゴールではない。
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以下、内容についてのメモ。 経済学の堕落 =「主流」とされる自由主義経済学の潮流が、(本来、政治とは切り離せない存在であるはずの経済学を)政治とはあたかも無縁のようなふりをして、次第に(定量的かつ還元主義的な性質をもつ)科学に服従していき、あげくもっぱら貨幣という数量的価値の辻...
以下、内容についてのメモ。 経済学の堕落 =「主流」とされる自由主義経済学の潮流が、(本来、政治とは切り離せない存在であるはずの経済学を)政治とはあたかも無縁のようなふりをして、次第に(定量的かつ還元主義的な性質をもつ)科学に服従していき、あげくもっぱら貨幣という数量的価値の辻褄を合わせようとする計算高く小賢しい優等生に堕してしまったこと。 本来、経済学に求められるべき専門性とは、究極的には「人間や社会とは何か」をつきつめて考えることである。したがって、「人」および「生きること・暮らすこと」を中心とした議論の必要がある。 人間の生存という観点から経済学を展開した一人にカール・ポランニーがいる。本書では、ポランニーによる「経済人類学」の思想を軸に話が展開される。
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現在の経済学の在り方にはそれ菜ありの意義があるとは思うが、完璧なものではない。実際、私の見るところ実際の経済と経済学とは全くの別物だ。その認識に立って、経済学の在り方を考え続けることは非常に大切だ。その意味で、本書は貴重な試みであるといえる。
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