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揺らぐいのち 生老病死の現場に寄り添う聖たち
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晃洋書房 |
発売年月日 | 2020/11/10 |
JAN | 9784771034075 |
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揺らぐいのち
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モヤモヤが残る一冊... 宗教と絡めたルポルタージュであるため、一番大事な「何故命は大切なのか」という事が明記されていない…そこは皆当然の様に「命は等しく尊く須らく大切にされるべきもの」と察してくださいという事でしょうか。 であれば、この資本主義の弊害である経済・教育格差から生じ...
モヤモヤが残る一冊... 宗教と絡めたルポルタージュであるため、一番大事な「何故命は大切なのか」という事が明記されていない…そこは皆当然の様に「命は等しく尊く須らく大切にされるべきもの」と察してくださいという事でしょうか。 であれば、この資本主義の弊害である経済・教育格差から生じる、日常的に起こっている「命を軽んじる行為」に対しての怒りを連ねた愚痴にしかなって居ない気もしました。世の中は、当たり前の様に命を軽んじる行為が起き続けています。それはもう、スタンダードに。常識的に。恒常的に。そうした事を知らないでいる正義ですら当然/仕方無いとされている訳で、であればこそ、宗教者の立場から先ずは「何故軽んじてはならないのか」を喝破してから論ずるべきです。 高齢者や障害者をいたわるべき理由として語られている一説も疑問です。曰く「自分もいずれ高齢者になり、明日障害者となるかもしれない」から。それはギブアンドテイクな考え方であって、宗教者の考えなのかとモヤモヤしました。間違いではないですし、正解のない問の様なものなので、なんとも言えないモヤモヤ感です。 寝たきりの障害児を普通学級で受け入れられなかった件も、まるで学校側(社会)が悪の様な描かれ方をしています。モヤモヤします。 その人の正義を、他人が良し悪しの判断をするべきではないと思います。正義らしいとされている事に対して思い通りにならなかったなら、それは悪なのでしょうか?他の人の正義についてもきちんと語って欲しい所でした。 ルポルタージュとしては非常に熱の籠った、寧ろ描き切れない程なのか所々筆が走っていて、主語を見落としてしまいがちな部分がありました。扱っている内容としては非常に素晴らしい物なので、改版や文庫化の際にはもう少し冷静に掘り下げて欲しいです。
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