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U 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2020/11/10 |
JAN | 9784167915919 |
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第一次大戦中、イギリスに軍に拿捕されたUボートを他のUボートが救出に向かったが失敗した…このエピソードと、オスマン帝国を繋げる世界観に圧倒されました。 デウシルメ、薄っすらとしか覚えてなかったですが、そうかそれで「これは私の戦争じゃない」。3人組でひとりだけ王宮に送り込まれたヤーノシュが、力を持てばシュテファンとミハイを護れるとメキメキと頭角表すのが哀しいです。 塩鉱…そんなことって。。同じ境遇になったヤーノシュとシュテファンだけれど、ふたりの生き方は決定的に分かたれたまま何百年も、というのも哀しかったです。ひとりは図書館に閉じこもり、もうひとりは外界に出て他人の戸籍を買いながら愛する人の子孫を護り続ける。 最期にうっ…となっていたけれど、皆川さんからはその後も容赦ないものをぶつけてこられるので心が散り散りになって終わりました。435頁の末文から436頁いっぱいまで冷静にドイツのその後が描かれます。描写が簡潔な分、かえって悲惨さが立ち昇ってくるようでした。 過不足ない…とつくづく毎回思います。皆川博子さんの頭の中どうなっているんだろう。往復書簡、お三方とも好きな作家さんだったので楽しく読みました。皆さん、皆川さんファンだけど作家さんの視点もちゃんと持たれてて。『アンダーグラウンド』も、フリオ・リャマサーレス「黄色い雨」も面白かった…「u」より前にどちらも接していたのでなんとなく嬉しい。皆川さんは本も読まれるし映画も観られるしでパワフルだなぁ…90歳超えでミステリもバリバリお書きになる。無理しないでいただきたいけど作品は読みたいので健康でいてほしいです。。
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300年の時を越え、空間も超えて紡がれる二人の物語。オスマントルコ、第一次世界大戦これらをつないでいる数々の史実とそれに関わる二人。二つの物語を書いて、ぐるぐるっと混ぜて、一つにつないだ感じがして、なんとなくすわりが悪い感じがした。最終章もなんとなくとってつけた感があって、物語と...
300年の時を越え、空間も超えて紡がれる二人の物語。オスマントルコ、第一次世界大戦これらをつないでいる数々の史実とそれに関わる二人。二つの物語を書いて、ぐるぐるっと混ぜて、一つにつないだ感じがして、なんとなくすわりが悪い感じがした。最終章もなんとなくとってつけた感があって、物語と今一つ有機的につながっている感じを受けなかった。読みが浅いかしら。。。
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初見の作家を装丁買い。一切悔いなし。 以前に短編集『影を買う店』をちらっと読んだときに、幻想小説かぁ…ちょっと違うかもなぁ…って思ってたけど、いや全然そんなことない 同じように短編読んで離れそうになった人はぜひ長編の皆川博子をこそ読んでほしい ドイツの潜水艦Uボートと、und...
初見の作家を装丁買い。一切悔いなし。 以前に短編集『影を買う店』をちらっと読んだときに、幻想小説かぁ…ちょっと違うかもなぁ…って思ってたけど、いや全然そんなことない 同じように短編読んで離れそうになった人はぜひ長編の皆川博子をこそ読んでほしい ドイツの潜水艦Uボートと、underground(地下)の2つのUを巡って、少年たちが「時代」や「歴史」や「戦争」…どうしようもない世界の何かに翻弄され、時を超えなお生き続けてゆくお話 彼らの身のうちに湧き、淀み、沈んでは迸る感情は強烈で、しかも彼らはそれを互いに(一部は一方通行に)何世紀もの間行き来させるのだけれど、その姿を描き切ってしまう丹念なほどの執念深さ。背すじ凍る それを経てエピローグまで読んだときの虚脱感にも似たあの感情。 たぶん他ではそうそう味わえない、初読1回きりのそれなので、ぜひネタバレ無しのまま読み切ってほしい
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