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都立松沢病院の挑戦 人生100年時代の精神医療
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都立松沢病院の挑戦 人生100年時代の精神医療

齋藤正彦(著者)

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都立松沢病院の挑戦 人生100年時代の精神医療

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2020/11/07
JAN 9784000614337

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商品レビュー

4.7

3件のお客様レビュー

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2024/11/23

著者の身体拘束低減の書を読んでいたので、その他の取り組みを含めて読んでみたが、著書のトップとしての姿勢が学べる本であった。拘束低減はあくまでもその一つであり、当たり前の精神科医医療を構築することが日本の精神医療を変えていくことにつながると言うことに尽きるが、逆に言うと、当たり前の...

著者の身体拘束低減の書を読んでいたので、その他の取り組みを含めて読んでみたが、著書のトップとしての姿勢が学べる本であった。拘束低減はあくまでもその一つであり、当たり前の精神科医医療を構築することが日本の精神医療を変えていくことにつながると言うことに尽きるが、逆に言うと、当たり前の医療が精神科病院で行われていないことでもあるのだが、個々の病院だけの問題でなはく、政策を含めた社会環境の問題でもある。著者の過去40年ほどの歴史をデータを含めて、進んでいる部分と圧倒的に進んでいない部分も含めて言及されており説得力がある。公務員の仕事の問題についても一言言及、実情が分かってよかった。

Posted by ブクログ

2023/06/11

いや~、これはよかった。 今の精神科医療の抱える問題に大きく切り込んだ名著でしょう。 現代社会の不寛容さにも言及する「社会が変わるとはすなわち、私たちが変わるということである」という著者の言葉は重い。 私の勤務していた某精神科病院に必要なものはこれじゃないの?病棟で毎日奮闘して...

いや~、これはよかった。 今の精神科医療の抱える問題に大きく切り込んだ名著でしょう。 現代社会の不寛容さにも言及する「社会が変わるとはすなわち、私たちが変わるということである」という著者の言葉は重い。 私の勤務していた某精神科病院に必要なものはこれじゃないの?病棟で毎日奮闘している職員たちが、志をもって取り組んでいることは確かだけれども、病院全体として目指すものが狭すぎる。きれいごとと言われてしまえばそれまでだけれど、それをやってのけたのがこの著者なんだろう。 たかが院長されど院長。すごい人だ。 引っ張る人が引っ張れば変われるということ。 精神科病院の実際がわからないとピンとこないところはあるかもしれないが、医療観察法に則った入院患者と重度慢性疾患による入院患者の比較による問題点の指摘や、高齢入院患者の問題、地域との連携についてなど、精神科病院の痛いところを突いてくる大変に示唆に富んだ本だった。 精神医療、ことに病院で実際に携わっている職員にぜひ読んでほしい一冊。 今年読んだ本のベスト3のうちの一冊かな。 ってことで、図書館で借りて読んだけど買いました。

Posted by ブクログ

2021/03/19

東京の生まれ育ちではないこともあって都立松沢病院をそもそも知らなかったし精神科の医療についても全く知らないので読んでみよう、くらいの気持ちで手に取ってみた。病院そのものの歴史と民間の病院から都立病院に院長として移られて進められた改革の中身について、自分のような素人にも分かりやすく...

東京の生まれ育ちではないこともあって都立松沢病院をそもそも知らなかったし精神科の医療についても全く知らないので読んでみよう、くらいの気持ちで手に取ってみた。病院そのものの歴史と民間の病院から都立病院に院長として移られて進められた改革の中身について、自分のような素人にも分かりやすく説明されており単に読みものとしても楽しく読めた。優生保護の名のもとに行われた蛮行なども包み隠す書かれているところが素晴らしい。個人的には多様性こそがあらゆる力の源泉だと考えており、多様性を受け入れられない社会は早晩衰えると思っている。その意味でリーディングホスピタルではなく最強の後衛になりたい、という宣言が素晴らしく響いた。正直、日本という国や東京都という自治体に幻滅させらることが最近多いのだけど自分たちの社会も捨てたものではないと思わせられました。これはおすすめです。

Posted by ブクログ

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