猫と人狼と御曹司の溺愛子育て ディアプラス文庫

華藤えれな(著者), Dite(イラスト)

• 販売会社／発売会社: 新書館
• 発売年月日: 2020/11/10
• JAN: 9784403525186

商品レビュー

2021/09/14

両親を失って独りで暮らしてきた沙智。クリスマスマーケットの思い出だけを支えにしてきたのかな。と思うと、悲しくなる。マミンカがいたのは心からよかったと思うけれど、それでもやっぱり寂しかったと思うし。オレクたちと暮らすようになってからの沙智は、心から楽しそうだけど自分のことを後回しにしすぎるのが心配になる。自分の未来なんて考えていないように見えて。何があっても周りに対して全く悪感情を持たない沙智。大丈夫なのか？と思うこともあるけれど、そんな沙智に影響されて周りの人たちが優しくなっていくのは、なんだか嬉しかった。

2021/01/10

とても可愛くて良かったね。
ピュアっぷりも嫌な感じじゃなくて、全体的に好印象のキャラが登場してました。
酷い事件が起こるのも嫌だけど、何も起きないのもそれはそれで物足りないっていうねw
華藤先生らしいキラキラとした描写は素晴らしかった！

2020/12/10

(あらすじ)

八年前のクリスマスマーケット。人狼の父と人間の母を一度に亡くしたばかりの沙智は、名門セドラーク家の若様オレクに助けられた。それ以来沙智はオレクを慕い、彼の姉の病に効くハーブを内緒で届け続けた。そして18歳になった沙智は、あるきっかけからオレクの甥ヨナシュの養育係に選ばれる。オレクに愛されなければ消えてしまうと知りつつ、彼と暮らすための一冬だけ人間になれるという薬を飲んだ沙智だ・・・？

ペーパー マミンカ視点