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冷戦大恐慌どうなる世界経済
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冷戦大恐慌どうなる世界経済

渡邉哲也(著者)

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冷戦大恐慌どうなる世界経済

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ビジネス社
発売年月日 2020/10/24
JAN 9784828422251

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商品レビュー

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2022/04/12

非常に分かりやすく世界の構図を説明してくれるし、特に嬉しいのは、半導体業界の詳細な記載。 対共産圏輸出規制COCOMに対し、米国輸出管理改革法ECRAが新COCOMとして、米中テックウォーにおけるファーウェイへの規制へ。その主戦場として半導体がある。半導体には、CPU、GPU、...

非常に分かりやすく世界の構図を説明してくれるし、特に嬉しいのは、半導体業界の詳細な記載。 対共産圏輸出規制COCOMに対し、米国輸出管理改革法ECRAが新COCOMとして、米中テックウォーにおけるファーウェイへの規制へ。その主戦場として半導体がある。半導体には、CPU、GPU、SoCのようなロジック半導体やDRAMのようなメモリー半導体があり。ロジック半導体は、インテル。メモリー半導体は、サムスン電子。カメラセンサーのCMOSはソニーが強い。中国の紫光集団は日本のエルピーダメモリの元副社長が務め、この方はエルピーダを米国マイクロンに売った後、技術を中国へも切り売りする。他にも、請負生産ファウンドリーとしての台湾TSMC、半導体製造装置がそもそも必要で、その分野でも日本やオランダが強い。 コロナ禍の巣篭もり需要で半導体が不足しているという理解は浅く、この貿易戦争、テックウォーにおいて、産業の生命線である半導体を戦略的に抱え込んでいる国がある、という事か。

Posted by ブクログ

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