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台風防災の新常識 災害激甚化時代を生き抜く防災虎の巻
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台風防災の新常識 災害激甚化時代を生き抜く防災虎の巻

山村武彦(著者)

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台風防災の新常識 災害激甚化時代を生き抜く防災虎の巻

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 戎光祥出版
発売年月日 2020/10/29
JAN 9784864033657

台風防災の新常識

¥1,045

商品レビュー

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2023/10/08

■最近は家庭に対しても自治体がマイ・タイムラインを奨励するようになっている。 ■「正常性バイアス」で逃げ遅れる  ローマの英雄ユリウス・カエサルが「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は見たいと欲する現実しか見ていない」と喝破したように人は見たくないもの...

■最近は家庭に対しても自治体がマイ・タイムラインを奨励するようになっている。 ■「正常性バイアス」で逃げ遅れる  ローマの英雄ユリウス・カエサルが「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は見たいと欲する現実しか見ていない」と喝破したように人は見たくないものは見ず、聴きたくない話は来ても心に入らない。人間か心地よい感情への指向性という「感情バイアス」にとらわれる正常は、紀元前からあまり変わっていない。  正常性バイアスは正常性の偏見ともいうが、本当は心を守る安全弁でもある。小さな出来事にビクビクしていては神経が持たない。そこで、影響が少ないと判断した事象はこれは正常の範囲内として過剰反応を抑制し、心の安定を図ろうとする心理的傾向である。それが行き過ぎると、危険が切迫していてもまだ正常の範囲内とリスクを過小評価し逃げ遅れてしまう。  避難してくださいと告げられても、安穏なくつろいだ空間から夜の闇や大雨の中に出て、避難所まで歩くにはかなりの決意とエネルギーが要る。避難行動を起こすための肉体的負担感や面倒くささが心に芽生え、できれば避難しないで済ませたいとの願望がよぎる。一方で避難勧告や避難指示が発令されているのに自分が避難しないことへの後ろめたさや罪悪感がある。そのギャップを埋めるのが正常性バイアスである。「まだ大丈夫だろう」「まだ正常の範囲」「今まで大丈夫だったから今度も大丈夫だろう」などと合理性も根拠もないバイアスで不安を打ち消し、心のギャップを埋め、自分に都合よく認知することで安心を得ようとする。自分に都合の良い情報のかけらを組み合わせて自分の行動を正当化し、結果として逃げ遅れる。 ■広島土砂災害現場の住民も避難勧告が出たのは知っていたが避難していない。避難勧告・指示よりも隣人の行動や人からの声かけの方が多く行動のきっかけになっている背景には多数は同調性バイアス(集団同調性バイアスとも言う)があったと思われる。 ・突然予期せぬ出来事が発生したとき、発生現場の周囲にいる多くの人がどんな行動を取るかで自分の行動を判断(同調)しようとする心理的傾向を多数は同調性バイアスという。

Posted by ブクログ

2021/09/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・近年の台風・竜巻・暴風雨災害の多発。その傾向と特徴。 ・台風から命を守る。防災と準備と心得。 ・日本を襲った台風の数々。それぞれ何がおこったか。 ・土砂災害、河川の氾濫、高波・高潮・津波、洪水、地下水没。 〇最近の台風の傾向とともに、そもそもの台風発生の仕組みがわかる。「水防法」の改正…2015自然災害の甚大化に即したもの。 〇避難者・避難所心得は感染症蔓延時に対応したものも掲載されている。 〇文書は臨場感溢れる。

Posted by ブクログ

2021/03/06

首相が自助・互助・公助っていう話をしたら、マスゴミが叩いていたが、この本では公助も大切だが、災害時は互助が一番大事としている。 いたってごもっともなご意見です。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/479203896.html

Posted by ブクログ

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