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仏像破壊の日本史 神仏分離と廃仏毀釈の闇 宝島社新書
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仏像破壊の日本史 神仏分離と廃仏毀釈の闇 宝島社新書

古川順弘(著者)

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仏像破壊の日本史 神仏分離と廃仏毀釈の闇 宝島社新書

定価 ¥1,210

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2020/10/22
JAN 9784299010124

仏像破壊の日本史

¥990

商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2022/02/08

これまでの人生たいして興味がなかった分野だったが どうにも引っかかっていた神社と寺とは?という疑問に対して一方向からの視点として読むと勉強になった ただこれまであまりに不勉強だったので出てくる単語及び当然の知識が入ってない為に文字は読んでるけど 意味の理解が伴わないという苦しさ...

これまでの人生たいして興味がなかった分野だったが どうにも引っかかっていた神社と寺とは?という疑問に対して一方向からの視点として読むと勉強になった ただこれまであまりに不勉強だったので出てくる単語及び当然の知識が入ってない為に文字は読んでるけど 意味の理解が伴わないという苦しさを味わいました

Posted by ブクログ

2021/10/22

本書は明治初頭に起きた廃仏毀釈についての概説書である。 巻頭には腕が破損した興福寺阿修羅像や、外で苔むした首のない石仏の写真が掲載されている。 第一章は神仏習合から神仏分離に至った過程。 第二章は神社ごとの解説。 第三章は寺院ごとの解説。 第四章は修験霊場の解説。 第五章は藩ごと...

本書は明治初頭に起きた廃仏毀釈についての概説書である。 巻頭には腕が破損した興福寺阿修羅像や、外で苔むした首のない石仏の写真が掲載されている。 第一章は神仏習合から神仏分離に至った過程。 第二章は神社ごとの解説。 第三章は寺院ごとの解説。 第四章は修験霊場の解説。 第五章は藩ごとの解説や国家神道への道筋。 全国の主だった神社仏閣や修験霊場が網羅されており、どこか一点を深堀りし過ぎない程度で書かれていたので、「廃仏毀釈」という言葉を日本史の教科書で触れた程度でも読みやすかった。 入門書的に読むのに適していると思う。 古くからある神社仏閣でも、決して江戸時代の姿を完全にとどめている訳ではない。 近代国家への過程として通らねばならない道だったのかもしれないが、もったいないという気持ちが強く残った。 他の書籍も読み、廃仏毀釈のことを知れたらと思う。

Posted by ブクログ

2021/03/11

新書ですが、神仏分離と廃仏毀釈の実態を豊かな事例で紹介しています。自壊していったような寺院や強かに生き延びた寺院。修験道系は民衆の信仰心の強さを知りました。日本人の宗教観にそぐうのでしょうね。一方、各論に終始し、総論の弱さは不満です。廃仏毀釈の民衆のエネルギーの起源、例えば江戸期...

新書ですが、神仏分離と廃仏毀釈の実態を豊かな事例で紹介しています。自壊していったような寺院や強かに生き延びた寺院。修験道系は民衆の信仰心の強さを知りました。日本人の宗教観にそぐうのでしょうね。一方、各論に終始し、総論の弱さは不満です。廃仏毀釈の民衆のエネルギーの起源、例えば江戸期の寺請制度に胡座をかいた寺院が搾取に努めたことや吉田神道や平田篤胤などの国学の民衆への影響なども論究して欲しい。また、明治政府の国家神道樹立の道程との関連など、全体像を描いた中で、各論を位置づけ直すと理解が深まるのにと思いました。

Posted by ブクログ

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