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死の扉
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死の扉

小杉健治(著者)

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死の扉

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2020/10/21
JAN 9784575243352

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2022/05/26

元プロ野球選手の妻殺害裁判の証言者の息子の転落事故とその担当医の安楽死疑惑。個々の事件が華岡検事の推理からの調査で繋がっていく。華岡自身の父の安楽死疑惑、正に自分自身の問題でも有る余命宣告された病状の良くない母の延命治療の中止判断。延命治療の中止と安楽死は別物であるが繋がっていて...

元プロ野球選手の妻殺害裁判の証言者の息子の転落事故とその担当医の安楽死疑惑。個々の事件が華岡検事の推理からの調査で繋がっていく。華岡自身の父の安楽死疑惑、正に自分自身の問題でも有る余命宣告された病状の良くない母の延命治療の中止判断。延命治療の中止と安楽死は別物であるが繋がっていて患者の意思、尊厳との関係とも相まって難しい問題だ。最近、歳を取り身内の死に直面した身としては、只痛く苦しい状態で医療に生かされる状況であれば殺人/自殺と全く異なる話で一歩進んだ安楽死も個人的には賛成なのだが。。

Posted by ブクログ

2022/05/09

安楽死・尊厳死・延命治療の中止…。 重い容体における状態で非常に難しいテーマ。 定義はあるだろう。でも、結局は一人ひとりの意思によるもので、それまでの闘病生活や今後の回復の可能性などで正解はない。 主人公の母の終末、かつて経験した主人公の実父の終末を盛り込んだことで、ミステリ...

安楽死・尊厳死・延命治療の中止…。 重い容体における状態で非常に難しいテーマ。 定義はあるだろう。でも、結局は一人ひとりの意思によるもので、それまでの闘病生活や今後の回復の可能性などで正解はない。 主人公の母の終末、かつて経験した主人公の実父の終末を盛り込んだことで、ミステリー要素よりも人間の終末に重点を置いたストーリーになり、終わりのない堂々巡りの進行に少しくどさを感じてしまった。 犯罪と終末期が重なると難しい。

Posted by ブクログ

2021/12/23

過去の父の安楽死への疑惑,現在の母の安楽死へのとまどい.現在起きている事件が別の安楽死事件につながり検察官としてその事件を立証していく中で,自分の中でわだかまっていた安楽死に対する考えが変わってくる.主人公の頑なな態度に辟易しながら,まあ結果的には全てうまくいって良かった.

Posted by ブクログ

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