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デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か 中公新書2612
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デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か 中公新書2612

伊藤亜聖(著者)

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デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か 中公新書2612

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2020/10/20
JAN 9784121026125

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デジタル化する新興国

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商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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2023/07/01

本書でいう新興国の代表としては、中国とインドを思い浮かべればよいかと思います。 また、新興国のうち、とくに中国については、近年は、ITやAIなどのデジタル化技術によりGDPが伸びているわけですが、その光の面と闇の面を丁寧に説明した本だと思います。 中国をはじめとする新興国では、...

本書でいう新興国の代表としては、中国とインドを思い浮かべればよいかと思います。 また、新興国のうち、とくに中国については、近年は、ITやAIなどのデジタル化技術によりGDPが伸びているわけですが、その光の面と闇の面を丁寧に説明した本だと思います。 中国をはじめとする新興国では、金銭やビジネスのやりとりにおける不正や不確実性の抑制が長年の課題だったわけですが、ITはそれらの解決に大きく寄与し、それゆえ、国民にも受け入れられていき、その結果、新興国のGDPは今でも伸びているわけです。 しかし、その裏には、これまたITを利用することで、個人情報をはじめとする、様々な情報の管理や統制があるわけで(表題にある「監視社会」の側面があるわけで)、中国(をはじめとする新興国)の表の面であるGDPの伸びだけに目を奪われると、それら国の本当の姿は見えてこないと思います。 また、中国をはじめとする新興国が近年大きくGDPを伸ばしている背景には、それまでの社会に、インフラや制度が整っていなかった点があります。 その結果、インフラや制度にしばられることなく、ITを活用できたため、大きな経済成長を遂げているわけでして、いわゆるリープフロッグが起こることで、新興国となり得たわけです。 そういう意味では、これまでの先進国は、既存のインフラや制度に縛られてしまうため、新興国と同じようにITを活用できるわけではないですし、同じように発展できるわけではありません。 先進国の発展には、先進国にふさわしいITの活用が必要になるわけです。 とはいえ、一から活用方法を考える必要はなく、新興国での活用に、いろいろなヒントがあるはずですから、それらを活かしつつ、先進国に役立つITの活用を模索・実現していくことが、今後は求められていくものと思われます。

Posted by ブクログ

2023/04/25

デジタル化は私の社会を、ウーバーなどの新しいサービスで良いものに変えることが出来る。 その反対に、フェイクニュースの蔓延や政府による監視が容易になるなど悪いものに変えることが出来る。 この変化の振れ幅は、先進国よりも新興国のほうが大きい。 悪い方向に行かないためにどうするのが良い...

デジタル化は私の社会を、ウーバーなどの新しいサービスで良いものに変えることが出来る。 その反対に、フェイクニュースの蔓延や政府による監視が容易になるなど悪いものに変えることが出来る。 この変化の振れ幅は、先進国よりも新興国のほうが大きい。 悪い方向に行かないためにどうするのが良いのか、考えさせられました。

Posted by ブクログ

2023/03/20

デジタル化する新興国は、高度経済期の日本のような気がする。その熱気と技術力は、アメリカなど欧米諸国を席巻した。今の日本は、1970年代のアメリカのようだ。そのことがよくわかる新書だった。 ただ、日本が取るべき戦略として提唱されているのは、新興国に学び、ルール作りに積極的に参加ま...

デジタル化する新興国は、高度経済期の日本のような気がする。その熱気と技術力は、アメリカなど欧米諸国を席巻した。今の日本は、1970年代のアメリカのようだ。そのことがよくわかる新書だった。 ただ、日本が取るべき戦略として提唱されているのは、新興国に学び、ルール作りに積極的に参加ましょうというものだ。 ・好奇心と問題意識のアンテナを広げ、日本の技術や取り組みを活かす ・同時に新興国に大いに学び、日本国内に還流させる ・デジタル化をめぐるルール作りには積極的に参画する ・民間企業が新興国の新分野で協業を広げるための支援を行う 学ぶのはいいのだが、キャッチアップばかりではレッドオーシャンに飲み込まれるばかりだ。日本が官民をあげて、ルールづくりの主導、デジタル化を主導することようにしないといけない。そのために日本は、戦略を立て、予算を割き、デジタル化と抵触する法制度との調整を早急に検討すべきだ。今日本に必要なのは、何より危機感とスピード感だと思う。

Posted by ブクログ

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