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アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡 中公新書2611
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2020/10/20 |
JAN | 9784121026118 |
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アメリカの政党政治
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商品レビュー
4.2
12件のお客様レビュー
アメリカは最も有名な二大政党制の国でありながら、その政党は、我々が想像するような「政党」とはかけ離れた、世界でも特異な「柔らかい」政党システムであり、我々日本人の常識をもってするとしばしばその実態を見誤ってしまう。本書は、序章にてアメリカの政治システムについて基本的な解説を丁寧に...
アメリカは最も有名な二大政党制の国でありながら、その政党は、我々が想像するような「政党」とはかけ離れた、世界でも特異な「柔らかい」政党システムであり、我々日本人の常識をもってするとしばしばその実態を見誤ってしまう。本書は、序章にてアメリカの政治システムについて基本的な解説を丁寧に行い、読者に簡単な前提知識を与えたのち、第1章から第5章にかけて、建国からトランプ政権に至るまでの250年のアメリカの歴史における各政党のあり方と変化について解説する。 私は本書を読む前から、アメリカの政治システムについて基本教養レベルの知識を有していたが、例えば「今はリベラルである民主党は、かつては奴隷制を肯定し南部で議席を独占していた政党であった」という事実を知りつつ、その理由を解説できない状態であった。時系列で丁寧に当時の状況を説明していく本書のおかげで、それぞれの政党が多様な人々によって構成され、その時々の連邦を二分するアジェンダへの意見により結束したことで、時勢に合わせて徐々に姿を変えていったことを理解することができた。解説の丁寧さと簡潔さがほどよいバランスで非常に心地よく読み進めることができた。 本書の序章はとてもよくまとまっているが、しかしアメリカ政治についての基本的知識を有していない人は、もしかすると (本書の執筆者の岡山裕先生も加わっている) 岡山裕, 西山隆行編著『アメリカの政治』(弘文堂) を先に読み、基本的なアメリカの政治システムと現代の主要争点を知ったあとだと、よりアメリカへの理解を深められるかもしれない。
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アメリカは二大政党制だが、その実情は日本人の想像するものとは違う。日本の政党のように党紀に縛られるわけではなく、緩やかな集まり。 あくまでも政治家一人一人の行動が大事。 もちろんその裏には責任が伴う。 したがって日本には馴染まないのではないか? 二大政党制を目指そうというマス...
アメリカは二大政党制だが、その実情は日本人の想像するものとは違う。日本の政党のように党紀に縛られるわけではなく、緩やかな集まり。 あくまでも政治家一人一人の行動が大事。 もちろんその裏には責任が伴う。 したがって日本には馴染まないのではないか? 二大政党制を目指そうというマスコミなどの意見を目にする機会があるが、こういう実情を知らせずに主張するのはいかがなものか。 読了90分
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世界の中で極めて異質な民主・共和両党が、支持層・基盤を変えつつ政治を動かした歴史を辿り、大統領で語られがちな米国の本質を描く
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