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あっち側の彼女、こっち側の私 性的虐待、非行、薬物、そして少年院をへて
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あっち側の彼女、こっち側の私 性的虐待、非行、薬物、そして少年院をへて

結生(著者), 小坂綾子(著者)

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あっち側の彼女、こっち側の私 性的虐待、非行、薬物、そして少年院をへて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2020/10/20
JAN 9784022517203

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商品レビュー

3.6

6件のお客様レビュー

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2024/12/11

あっち側もこっち側もないって思ってはいるけど、自分よりも苦しい辛い経験をしている人に対して、変な思いやり方をしちゃうことって、あると思う。 気兼ねというか。 対等に話をするって、鏡のように、自分の心情も滲むから、難しい。 分かったような気にもなりたくない。 簡単に共感出来ないよな...

あっち側もこっち側もないって思ってはいるけど、自分よりも苦しい辛い経験をしている人に対して、変な思いやり方をしちゃうことって、あると思う。 気兼ねというか。 対等に話をするって、鏡のように、自分の心情も滲むから、難しい。 分かったような気にもなりたくない。 簡単に共感出来ないよな。 福祉関係の仕事に就いている人は本当に凄い。

Posted by ブクログ

2023/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 ある少女がいた。実父から性暴力を受けて児童施設へ保護。実母に引き取られるも、そこでも継父から性暴力を受け、非行に走る。あげく薬物の摂取等で少年院へ。もう、どうなってもいい、どうすべきかわからない、というのが彼女の正直なスタンスだったかと思う。  しかし、入所中、そして退所後まで見守ってくれた保護観察官と、退所後に入居した自立支援施設の担当者との出会いが彼女をもう一度人生に向かわせる。彼女は高卒の資格認定試験を取り、さらにとある資格試験にもパスしてある職業のプロフェッショナルとして再度人生を歩み始める。  著者は自分の十代、家庭環境と重ね合わせながら彼女の辿ってきた道をじっくりと見直していく。それぞれの場所で彼女はどう思ったのだろう、どう感じたのだろう、他の選択肢はあったのだろうか、等々。  私自身も、彼女と大同小異の環境に育った子どもたちを身近に見ながら過ごしている。でも彼女のようなパターンを辿る子はほんとうに極少と言っていい。十代における「出会い」の重要さを、この本は改めて教えてくれる。この本から大人が学ぶべきこと、それは自分が十代の子どもたちにどう接しているか、通りすがりの他人になってしまっていないか問い直してみることだろうと思う。

Posted by ブクログ

2022/09/28

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11482202

Posted by ブクログ