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ゲンロン(11) 「線の芸術」と現実
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ゲンロン(11) 「線の芸術」と現実

東浩紀(編者)

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ゲンロン(11) 「線の芸術」と現実

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ゲンロン/トランスビュー
発売年月日 2020/09/23
JAN 9784907188382

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2020/10/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

【備忘乱筆(後日整理)】  巻頭論文『原発事故と中動態の記憶』読了。  東氏がアーレントの「悪の『凡庸さ』」、ではなく「悪の『愚かさ』」と表現している理由がよく分かった。  確かにアーレントは「イェルサレムのアイヒマン」で、アイヒマンは任務に誠実であるために「仕方なく」悪を為したと表現している。それを「凡庸さ」というのであれば、「なんとなく、悪気なく」悪をなす「愚かさ」の方が腑に落ちるし、今ここで自分自身も含めてなんとなくみんなやってる「中動態的な悪」、「いじめになんとなく加担する悪」について、僕はもう「悪の凡庸さ」という言葉はつかえない、それはやっぱり「悪の愚かさ」なのだ。  あと、「破局は必ず起きる」という前提に立たないと、破局を回避する事はできない、という思考を反転して、すでに起きてしまったチェルノブイリや、福島原発事故や、広島原爆投下などの破局に対し、「これは起きなくても良かった、もし起きてなければ」という視点に立たなければその破局を正しく記憶することはできない、という問題提起につなげていく鮮やかさに仰天した。 とりあえず、ゲンロン11は今日はここまで(2020/10/11)  

Posted by ブクログ