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最新俳句歳時記 春
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最新俳句歳時記 春

山本健吉(著者)

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最新俳句歳時記 春

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 1971/03/02
JAN 9784163606507

最新俳句歳時記 春

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2012/04/23

数多く出されている俳句歳時記、あるいは歳時記のなかで、 編纂の姿勢、網羅性において群を抜いている。 組織的に上意下達で一応数だけそろえた、孫引きだらけの歳時記に比べ、 山本健吉という評論家の慧眼に映った列島に流布していたことばは、 たんに俳句のためだけでなく 日本語の負ってきた文...

数多く出されている俳句歳時記、あるいは歳時記のなかで、 編纂の姿勢、網羅性において群を抜いている。 組織的に上意下達で一応数だけそろえた、孫引きだらけの歳時記に比べ、 山本健吉という評論家の慧眼に映った列島に流布していたことばは、 たんに俳句のためだけでなく 日本語の負ってきた文化のあらゆる層を多重的に考えるうえで貴重。 「東風(こち)」とは、本来、漁師のことばで、菅原道真の歌により春ののどかさを表すようになったが、本来的には、強く、厳しい風をいっていた。 とくに、季語の分類が、場(空間)でまとめている点で、環境歳時記として再評価されてもいい。 これだけぎっしりと詰め込まれた内容ながら。引き出しやすく、読みやすいのは活版による組版だからだろう。

Posted by ブクログ

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